アンタッチャブル・ザキヤマ、売れない若手時代に引退を決意「くりぃむしちゅーの座付き作家として…」

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アンタッチャブルのザキヤマこと山崎弘也野性爆弾くっきーが、7月30日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系、毎週火曜23:20~)に出演。ボケ芸人同士で本音を語り合った。

今回は「こんな2人を飲ませたら…」という企画。ザキヤマ&くっきーのサシ飲みのほかに、ポジティブ気質のANZEN漫才みやぞんとネガティブ気質な宮下草薙草薙航基の2組がこの企画に参加。

ザキヤマが先に全国区で活躍していたものの、同期で同学年という2人。最初は気を遣いあっていたが、だんだんと敬語を抜きにしてトークするように。先輩のくりぃむしちゅー有田哲平と公私ともに仲が良いことで知られるザキヤマが、くっきーに師匠のような存在はいるのかと問うと「バッファロー吾郎さん」と回答。「(FUJIWARA)藤本さんはダメ?」という質問には「ダメ! ギッチギチの一重の人間なんで」と発言してスタジオを笑わせた。

話題は若手芸人の頃の話に。今の芸風とは違い、ダウンタウン松本人志に憧れ、尖っていたというザキヤマ。しかし飲みに行くと有田からはよくイジられ「ちょっと! ちょっと!」と今と変わらないキャラだったため「(キャラと)生活にひずみが出てきた」と回顧する。ザキヤマは、普段から「おちゃらけ」で生きてきたと前置きした上で「急に憧れたからって(尖りキャラは)無理」と本音を吐露して笑わせた。

アンタッチャブルの転機としては『M-1グランプリ2003』で3位になったこと。それまでは鳴かず飛ばずだったため、まだ相方の柴田英嗣には伝えていなかったものの「くりぃむしちゅーの座付き作家として生きていこうと決めていた」という。当時、有田がお笑いの相談もしてくれていたため、運転手を兼ねてやろうと決意。ほぼ決まりかけた時にM-1で結果が出て、難を逃れたと告白した。

また、くっきーは、まだとんねるずと共演していないと告白。よく共演しているザキヤマ曰く、対面よりも映像で見た方が感動すると言い、録画した番組を見ると「自分ととんねるずが喋っている!」と思い興奮するのだとか。また、ザキヤマがこれまで共演して一番緊張したのはダウンタウンやウッチャンナンチャンら、いわゆるお笑い第三世代。タモリ明石家さんまビートたけしといったお笑いBIG3は年代が上だが、ダウンタウンらについては「ビシビシ影響された」と言い、緊張する理由を語った。こうした真面目トーク連発にスタジオゲストの陣内智則は「全然ボケへん」とツッコミ。ザキヤマは取り繕うように「ボケてたんだけどな……」とつぶやいていた。

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