Hey!Say!JUMP山田涼介、岡田惠和のラブコールでセミに!公園での撮影は「とてもシュール」

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Hey!Say!JUMP山田涼介が、7月スタートの金曜ナイトドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~※一部地域を除く)で主演を務めることが決定。テレビ朝日のドラマは初出演&初主演となる。

今作は、NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』『ひよっこ』などで知られる脚本家・岡田惠和の完全オリジナルストーリー。羽化したセミが、地上で生きることを許される最期の7日間だけ美しい姿となって人間界に降り立ち、さえないアラサー女子と奇跡のような恋愛を繰り広げる。

山田が演じるのは、何年もの間、地中で羽化するときを待ち続け、ようやく迎えたときに頭上から落下してきた女性の下敷きになりそうになる、という波乱万丈な人(セミ)生の幕開けを迎えるセミ。

落下してきた女性・由香の機転により、ぺしゃんこの難は逃れたものの、彼女の寂しそうな雰囲気が気になり、「この人を笑顔にしてあげたい」と強く願ううちに、なんと人間の姿に。由香の前に人間として現れ、命を救ってもらったお礼を伝えたセミは、「恩返しに何でもしますから、7日間一緒にいましょう」と持ちかけ、ふたりの7日間限定の生活がスタートする。

ただ長年地中に潜っていた上、人間界のことはまだよくわかっていないセミは、意味不明な言動や浮世離れした発想で、由香を驚かせまくるが、“顔がいい”ためたいていのことはその輝くような笑顔で解決。そして、「なんて素晴らしい世界なんだ」という口癖で、地上世界の良いことも煩わしいことも全てを肯定してくれる存在となる。

山田はオファーがあったときの心境を「斬新でこれまでのドラマで見たことのない毛色の作品だなと思いました」と明かし、「岡田さんが脚本を手がけてくださるのですが、その台本もとても面白いんです! 人と人のつながりの大切さが描かれていて、僕が演じる役には人の心を動かすようなセリフがたくさんあるので、そういうところに共感していただけたらうれしいです。会話劇も面白く展開されていくと思いますので、共演させていただくみなさんと楽しく作り上げていけたらいいなと思います」とアピール。

先日、セミになって情報解禁用のスチール写真や映像の撮影を行ったが「とてもシュールでした(笑)。都内の某公園でロケをしたのですが、それはそれは人の目が気になる撮影で……(笑)。真顔で木にしがみついたり、飛んでみようとしたり、といろんなことをしていたのですが、それを見ていた小さいお子さんが『あのお兄ちゃん、何してるの』って言っていたらしく、非常に恥ずかしかったです(笑)」と振り返るも、「そういうシュールな部分から、心を揺さぶる熱い部分まで、ドラマでもしっかりと演じきれたらと思っています」と意気込む。

実は“せみ”役をやるのは二度目になる山田。「前回は映画『グラスホッパー』で演じた“蝉”と呼ばれる殺し屋の役で今回のセミとはまったく逆のテイストだったのですが、この業界でも“せみ”を2回演じるのは僕くらいなのではないでしょうか(笑)」と茶化し、「人生においてこれまでに『セミの気持ちを理解しよう』なんて思ったこともありませんでしたが、この夏はしっかりと生態なども勉強しなきゃいけないですね! セミを擬人化させることなんて後にも先にもないかもしれないので、きっちりと準備をして挑みたいと思います!」と気合十分だ。

テレ朝ドラマ初出演になるが、「本当にワクワクしています。『ミュージックステーション』でしかお邪魔することがなかったので、それ以外で僕の顔を見ていただける時間ができるということは、とてもうれしいですし、少し緊張もありますね」と本音を明かし、「『セミオトコ』はこの夏もっともほっこりして泣けるドラマになること間違いなしです! ぜひ楽しみにしていてください」と自信をのぞかせている。

脚本の岡田は、テレ朝の連続ドラマを手掛けるのは『可愛いだけじゃダメかしら?』以来、20年ぶり。「以前から楽しいドラマをたくさん世に出し、参加したいと思っていた『金曜ナイトドラマ』枠に呼んでいただけて、日々、とても幸せな時間を過ごしています。今回、最初から山田さんを勝手に希望して、オリジナル企画を考えました。面白がってくださり、出演オファーを受けていただけて嬉しかったです。これは、かなり野心作であると同時に自信作です」と手応えを明かす。

また本作を「思い切り笑って、せつなくて、胸がキュンとして、ほっとして、泣けるけど、悲しい涙ではない。そんなドラマです」と称し、「山田さんのセミオトコは、きっと金曜の夜に疲れた心を浄化してくれるでしょう。“とびきりキュート”間違いなし、です。山田さんだけでなく、大好きで最高なヒロインを得ました。ほかにも面白い役者さんばかり登場します。かなり書いていて楽しいです。最終回、号泣するだろうな、書いている私が一番。是非、楽しみにしていただけたらと思います」とアピール。

さらに、テレビ朝日の服部宣之プロデューサーは「みんなの生き方を、全部肯定してくれる“全力肯定ドラマ”です」と表現し、「どなたに“優しく抱きしめ”、“そっと背中を押して”頂きたいか、セミの王子さまは山田涼介さん以外、思い浮かびませんでした。日本で一番、“やさしく”、“そっと”が似合う役者さんです。岡田さんが紡ぐ少し不思議な世界を山田さんがどう演じていくのか、今から楽しみでなりません」と期待を寄せている。

これまで探偵、エリート警察官、会社役員、鬼とさまざまな役柄を演じ分けてきた山田が、どんな斬新なセミ像を見せるのか――今から期待が高まる。

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