マツコ・デラックスと有吉弘行が、視聴者から寄せられた「2人のお耳に入れておきたいこと」に対して、好き勝手にトークをしていく『マツコ＆有吉 かりそめ天国』（テレビ朝日系、毎週水曜23:20～ ※一部地域を除く）。5月22日の放送では、“働き方改革”について語り合った。
番組宛てに、26歳会社員から「仕事をする上で、効率やスピードが重要なのでしょうか？」とのメールが到着。働き方改革の影響からか、相談者の会社では仕事を素早く済ませる人が「仕事のできる人」という風潮にあるとのこと。しかし、ほとんどが雑なもののため、ゆっくりやってクオリティの高い仕事をした方が良いのでは？ と投稿者。2人に“じっくり派”なのか、“効率＆スピード派”なのか質問が投げかけられた。
有吉は「2択で迫ってくるって怖いよね。こういうのは2択じゃないから」とバッサリ。マツコも「一番大事なことを忘れている」と言い、「スピードが速くてちゃんとしているのが理想」と述べ、「2択で」と発想している時点で「ズルくないですか？ って思う」と語った。有吉も「“こんな私かわいそうじゃないですか？”ってアピールしすぎだよ」と加勢するも、「すべての苦情はテレビ朝日に。すべで台本に書いてあるから（その通りに話している）」と笑わせた。
これまで日本人は残業をして体で覚えるしかなく、大胆に改革が必要だと語る2人。昼休憩3時間、ワインを飲んでもいいなどの冗談を挟みつつも「12時までだったら何時でも出勤しても良い」といった大きな変化が必要だと進言する。昨今、働き方改革は進んでいるものの、残業できないからと、朝7時から会議を行っているところがあるという事例を明かしたマツコは「完全にパワハラじゃん」とツッコミ。また、有吉も会議は少数で出来ることもあり、「わざわざ大人数でやる必要もない」と加えていた。
さらに、マツコは「（上司以外は）発言権のない人ばかり」と言い、挙手できない若手はダラダラ話すのを見るしかないと言うと、有吉も「“なんかないのか？”は会議じゃねーよ」と切り捨てた。最後にマツコは「会議は上司のエゴですよ」と言いスタジオを笑わせていた。
