劇場版『クレしん』2代目しんちゃん小林由美子、無事公開に「ホッとしました」

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『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』の公開記念舞台挨拶が4月20日、TOHOシネマズ日比谷にて行われ、ゲスト声優の木南晴夏小島よしおりゅうちぇる、レギュラー声優の小林由美子ならはしみき森川智之こおろぎさとみ橋本昌和監督、しんのすけ、ひろし、みさえ、ひまわりが登壇した。

本作は、劇場版『クレヨンしんちゃん』シリーズ第27弾。野原一家が新婚旅行で訪れたオーストラリアを舞台に、ある事件によって、ひろしとみさえの夫婦の絆をはじめ、家族の愛が再確認される感動物語が展開する。

ゲスト声優として本作に参加した木南は、しんのすけから「劇場版の予告編ですでに泣いたと聞いたんだけれど?」と突っ込まれると、あるシーンでしんのすけが発した一言にグッときたそうで、「しんちゃんはたまに芯を食ったことをいう」と発言し、会場を沸かせていた。

また「家族愛」がテーマの本作にちなみ「大切な家族に伝えたいこと」を聞かれた木南は「私がしんちゃんと同い年ぐらいのときに、漫画の第1巻が発売されたんです」と当時を振り返ると「どうしても読みたくて、親に買ってもらってから『クレヨンしんちゃん』のファンになったんです。その日があるから、今日に繋がった」と漫画を買ってくれた親に感謝を述べていた。

イベント後半にはレギュラー声優たちも壇上に。小林は、昨年7月に矢島晶子からしんちゃんの声を引き継ぐ形となったが「この日を迎えるまで、お尻がムズムズして、緊張の日々でした」と初の劇場版映画にプレッシャーを感じていたことを明かす。それでも「台本を読んで引き込まれ、ぜひやりたいと思いました。共演者のみなさんがとても温かく声をかけていただけたことがありがたかった」と仲間への感謝を述べると、満員の客席を見渡し「今日、みなさんのお顔を見ることができてホッとしています」と安堵の表情を見せていた。

劇中大活躍をみせる、みさえ役のならはしは「20年以上、劇場版をやっていますが、この作品が一番セリフが多かった」と目を丸くすると「みさえは本当にできた嫁。せっかくの新婚旅行なのに酷いことばかりで……。やっている中の人は本当にイライラしていました。みさえがブチ切れたセリフは、私も本気で切れていました」と裏話を披露して客席を盛り上げていた。

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