高橋一生「現実にあるんだ!」歌舞伎町のホテルから極道を一掃した女支配人が『激レアさん』に登場

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若林正恭オードリー)と弘中綾香アナウンサーが司会を務める『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週土曜22:10~)。4月13日の放送は、「歌舞伎町で極道に占領されていたホテルから極道を一掃し、売上を日本一にした女支配人」が登場した。

同番組は、あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていくトークバラエティ。 高橋一生若槻千夏をゲストに迎えた今回は、深夜帯から22時台に移動しての一回目。スタジオには、歌舞伎町のホテルに着任し、わずか1年で極道を一掃した女支配人のミワさんが登場し、その顛末を語った。

ミワさんが着任した2004年当時の歌舞伎町は、まだまだ反社会勢力が多く、わずか600m四方のエリアに反社会勢力が何十団体も存在。そんな中にあってミワさんのホテルは、近隣の極道たちの憩いの場になっており、彼女が着任した初日にはロビーに十数名の極道たちがたむろっていたのだとか。

ミワさんは、「私がやらなくちゃ」と極道一掃を宣言。どんな極道にも凛とした態度で接し、決して後ろに下がることはなかったという。つばを吐きかけられたことや、「殺すぞ」と凄まれることも度々。スタッフもすっかり怯えてしまい、「次の日、シフトが入っていると思うと眠れない」と訴えられる始末。特に、ホテル最上階は、賃貸物件を借りられない様々な極道が長期に渡って占有している“魔の階”で、薬物中毒の極道や血だらけの極道などがたむろする、まさに地獄のような光景が広がっていた。これには若林も「本当に映画とかみたいだね」とポツリ。高橋も「現実にあるんだ」と驚いていた。

ここでミワさんはスタッフに被害が及ぶのを避けるため、極道案件は全て自分が処理することを宣言。極道からクレームが入ると、すぐにミワさんが飛んでいき、対応することで、スタッフにも笑顔が戻っていったという。

そんな中、ミワさんが今までで最も怖かったという出来事が発生。ホテルから極道を排除し続けていたミワさんは、ある日、彼らが暮らす歌舞伎町の“極道マンション”に呼び出される。この日は極道たちの集会の日で、十数名の極道たちの真ん中に座らされ、「なんだ、お前、いい気になりやがって!」などと恫喝されたという。その様子を想像したのか、高橋が「フルーツバスケットみたい」とツッコんで出演者の笑いを誘うと、若林も「極道バスケットじゃん!」と追い打ちをかけていた。

極道にも物怖じせずに対処する女支配人の噂は歌舞伎町中に広まり、警察からの保護対象にもなったミワさん。それでも様々な困難が彼女を襲う。極道の宿泊を断って突き飛ばされて肋骨を全て骨折したかと思えば、190cmのスキンヘッドの大男から体の真横を日本刀で切りつけられるなど、何度も死ぬ思いをしながら、極道とのバトルに注力。そして1年後、6台の高級車がホテルの前に止まり、中から出てきた極道たちがミワさんに深々と一礼して去っていったという。まさにミワさんが極道に勝利した瞬間だった。その後、ホテルは日本一の売上を記録。ミワさんも最優秀支配人として表彰されたのだという。

数々の強烈なエピソードをミワさんから聞いた若林は、「変わったんだな、街の治安がね」と深く感心。「極めるという意味でですよ」と前置きし、「“正義極道”の組長です」とミワさんを讃えていた。

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