松岡昌宏、伊野尾慧を「売れる前の生田斗真」『家政夫のミタゾノ』なんでこんな恥ずかしいことを…

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TOKIO松岡昌宏が主演を務める金曜ナイトドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~※一部地域をのぞく)の新シリーズが、4月19日からスタート。5日、制作発表記者会見が都内で行われ、主演の松岡をはじめ、伊野尾慧Hey!Say!JUMP)、川栄李奈平田敦子しゅはまはるみ余貴美子が出席した。

女装した家政夫・三田園薫(松岡)が、派遣先の家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマ。2016年に連ドラで初放送、2018年にはパート2が放送された人気シリーズが、1年ぶりに復活する。

キャストたちが役衣装で登場する中、三田園の姿が見えない……と思いきや、突如ゴンドラに乗って現れ、表情ひとつ変えずにテレ朝本社の窓拭きを。キャストたちは笑顔でその姿を見守り、ドラマで“むすび家政婦紹介所”の所長を演じる余は「さすが三田園ちゃん」と拍手を送りながら三田園を迎え入れた。

無事、松岡も加わり会見がスタート。松岡は「自分の代表作になるミタゾノをまた新たな気持ちでできることに喜びを感じています」と引き締まった表情を見せる。ところが、MCから挨拶するよう促されるも無反応でいる伊野尾の頭をコツリ。伊野尾は「(役柄の)村田光もおっちょこちょいの部分があるので、役が抜けていないのかな」と弁解し、先輩である松岡との共演を喜んだ。

続く余は「Hey!Say!JUMPの伊野尾さんもいらっしゃるので、令和も“ジャンプ”すると思う」と話し、伊野尾と目を合わせてニッコリ。さらに、しゅはまが出演した大ヒット映画『カメラを止めるな!』にかけて「この勢いは止めるな、止められない」とユーモラスに挨拶した。

また地上10mでの窓拭きについて、松岡は「高所恐怖症だから、コンサートなどでも高いところはすべて断ってきた。宣伝担当の方に『しらすのオリーブオイル』をいただいちゃっていたので、断り切れなくて。これから贈り物には気をつけようと思います」と話して笑いを誘った。

さらに三田園の魅力について「こんな人はいないだろう。でも、もしいたらどうなるのかと肉付けしていく作業が楽しい」と話し、「パート3(となる作品)は30年間の中で初めてなので、とても嬉しく思っています」と続編に感謝。一方、伊野尾は「毎話毎話、雰囲気が違うけど、そこに三田園さんがいるから『ミタゾノ』の作品になる。自由に演じられるので、お芝居をしていても楽しいし、作品としても楽しめるのでは」とコメント。川栄は「三田園さんのアドリブがすごい。どこがアドリブなのか想像しながら見ていただくのも、楽しみのひとつになると思う」と見どころを語った。

今作で、松岡は川栄、伊野尾とドラマ初共演。川栄のセリフの聞き取りやすさを絶賛し、さらに「特有の“間”が魅力」「本当にすごい」と感嘆しきり。だが伊野尾については「他にいなかったのかな」とぽつり。「うちの小僧あるあるなんですけど、母性本能をくすぐろうとするクセがある」と話すと、不満げだった伊野尾も「くすぐりがちですね~」とニヤリ。「売れる前の生田斗真みたいなところがある。まだそんなやり方してるのかと思うけど、それが彼のキャラなんでしょうね」と続けると、伊野尾は「なんでこんな恥ずかしいこと言われるの!?」と肩を揺らして笑っていた。

余は、松岡の「メイクが上手だし、早くなった」といい、「ふだんから別のところで女装してるんじゃないかって疑惑がある」と衝撃発言。さらに撮影中に松岡がよく日吉ミミの「男と女のお話」を口ずさんでいたと明かし、「“恋人にふられたの~”と歌っていて。松岡さんに何があったのか」と指摘。「気づかなかったけど、たしかに歌っている」という松岡は、「むすび家政婦紹介所の場所が非現実的で、そこに行くと、おのずとあの曲が出てくる」と真相を明かす一幕もあった。

会見の最後には、3日前にキャスト、スタッフ全員で小田原にて夜桜を楽しむ“花見”をしたというエピソードも披露。川栄が松岡に「花見をしたことがない」と告げたことがきっかけで実現したといい、川栄は「楽しかったです」と満面の笑み。松岡も「街灯もない場所だったから、星も綺麗だった。でもビックリしたのは、余さんが一番喜んでくれたこと」と振り返るなど、雰囲気の良さを覗かせた。

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