カリスマホスト・ローランドの密着最終回にネットでは「ショックすぎ」と惜しむ声続出

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世の中のありとあらゆるものの“ソノサキ”にある驚きと感動のドラマを、笑いとともに届けるバラエティ『ソノサキ 〜知りたい見たいを大追跡!〜』(テレビ朝日系、毎週火曜23:20~)。3月19日の放送では、東京・歌舞伎町のホストクラブ「PLATINA本店」から独立を決め、新店舗に向けて準備中のカリスマホスト・ローランドが登場。番組が最終回を迎えることから今回で密着も最後となった。

前回の放送では、新店舗に引き抜くホストらが結果を出せずにおり、彼が信頼を置いていた夜咲月(やざきらいと)もランク外を経験したところで終わっていた。

ローランドは「あいつは見てくれがいいから指名が入るんですけど、それが続かないんですよ」と分析。成績不振の月に「人間性で勝負をしてもらいたい」と、肌着で接客するよう指示を送った。

月は常連に「今日そんな姿なら来なかった」と言われたり、新規客の連絡先を聞くも断られたりと悪戦苦闘の日々を送る。数日後、肌着で出勤したもののアクセサリーをつけてきた月に、ローランドは「プライド持つのも大事だけど、要らないプライドは捨てた方がいい」と説教。改めて、人としての魅力がないとホストとして愛されないと説いた。

月が肌着で出勤するようになって10日。事件は起こった。月が遅刻してきたのだ。ローランドは説教をしようとするも、新店舗準備で忙しく店にほとんど現れない彼に月が不満を爆発。じつは、裏でローランドの抜けた穴をカバーし、後輩の面倒を見ていたのが月だった。彼の話を聞いたローランドは素直に「俺も悪かったよ。お前らと向き合う時間が取れてなかった」と謝罪。経営の難しさを痛感していた。

ローランドは苦楽を共にした「PLATINA本店」社長の瀬女蘭を誘い居酒屋へ。改めて「悪いのは俺だった」「見えているようで見えていなかった」と悩みを相談。すると蘭社長も「女の子を扱うより従業員を扱う方がストレス感じる」と明かす。そんな社長の姿にローランドは「(昔から)カッコ悪いところも見せてくれた」と言い、社長をお手本に「今まで完璧な俺を見せていたけど、それが一番カッコ悪い」と改心。二人は熱い抱擁をかわした。

後日、新店舗のメンバーで決起集会を開いたローランド。「結果が出なかったのは俺のせい」と自身の非を認め「いい店作っていけるように頑張るんで、歌舞伎町を制圧してやりましょう」と従業員との距離を近づける。そうしたローランドの気持ちを背負ったメンバーのほとんどが、翌月見事トップ10に返り咲き。月に至ってはNo.4にまでジャンプアップしていた。

最後に番組最終回を惜しんだローランドは「残念。1%くらいしか俺の良さは伝わっていない」とコメント。街でも声をかけられるようになったそうで「毎回訂正しているんです。“ソノサキに出ているローランドじゃない。ローランドが出てるソノサキだよ”って」と最後も彼らしい言葉で締めくくった。

インターネット上では「はやくもローランドロス」という声や「どうしてローランドがカリスマなのか分かった」「社会人はみんな刺さる」と悪いと思えば素直に謝罪する“人間力”の高さを称賛するつぶやきが多くあった。

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