“電マ”メーカーに『タモリ倶楽部』が潜入…担当者は「使い方は人それぞれ」と本音

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「毎度おなじみ流浪の番組……」というタモリのオープニングトークでおなじみの『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系、毎週金曜24:20~)。今回は、ハライチ岩井勇気澤部佑)、前野健太を迎え、電動マッサージ器について特集。インターネット上では「勉強になった」と話題になった。

肩や腰など体の凝りをほぐす電動マッサージ器だが、一部では「電マ」と略し、アダルトグッズとして扱われていることが多い。そこで、同商品をリリースしている大東電機工業株式会社に出向き、担当の米澤さんに話を聞くことになった。まず、米澤さんは一般的に言われている電動マッサージ器の正式名称は「ハンディーマッサージャー」だと訂正。驚いた澤部は「“電マ”じゃなくて“ハンマ”なんですね」と興味深そうに頷く。

マッサージ機器などの開発及び製造販売している大東電機工業は、昭和8年に電気バリカンメーカーとして創業。電気バリカンを振動させる技術をヘッド部分に応用したハンディーマッサージャーを発売したところ、30年で累計350万台以上売り上げる健康グッズになったという。

販売価格の相場が約2000円だと知った澤部は「それ以上の価値はありますけどね!」と合いの手。実際に手にしたタモリは、弱と強とスイッチひとつで切り替えができることから「(音が小さい)弱だと隣の家の人には聞こえないね」と笑わせた。

アダルトグッズとして扱われている現状について本音を聞くと「従来通りの使い方をしてもらうのが会社としてはいいんですけど、使い方は人それぞれなので」とコメント。一般の人に使い方のアンケートを行っても、肩や腰などの回答はあるものの、たいがいは股間部分がほとんど。米澤さんは「好き好きに使っていただけたら」と言うものの「(使用NGではないが)推奨はしておりません」と話した。

また、アダルトメーカーがハンディーマッサージャーを模した商品を発売していることが紹介されるが、作品を見る限り大東電機工業の器具がほとんどだと澤部。米澤さんが「医療認可も取っていますし、半分の方は健康器具として使っていただいていますので」と述べるとタモリらは「半分!?」とツッコミ。「間違いました。9割かな……」と言いスタッフらを笑わせた。

この企画についてネットでは「大変勉強になった」「今週のタモリ倶楽部は神回過ぎるw」「欲しいけど、買いづらいw」と意見は様々。健康器具だと知らない人がほとんどのようだった。

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