岡田結実

2018年9月、オスカープロモーション主催の「女優宣言お披露目発表会」に出席した岡田結実さん。これまでもドラマで主演を務めたことはあったが、今回は1月11日からスタートする連続ドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~※一部地域を除く)で主演という大役を担う。

岡田さんが演じるのは、バラエティ制作会社に勤務する新人アシスタントディレクターの一ノ瀬ひかり。慣れない職場で悪戦苦闘する毎日を過ごすなか、ある日突然、遠藤憲一さん扮する「妖精」と名乗るおじさんが現れるというストーリーだ。

若手ADと妖精のおじさんという異色のタッグが、厳しい世の中を乗り越えていく“社会派コメディ”に挑む岡田さんに、作品への意気込みやドラマの見どころなどについて伺いました。

――連続ドラマの初主演ですね!

撮影初日は、緊張し過ぎてお腹が変な音をあげて壊れたぐらいでした(笑)。でも遠藤憲一さんが「芝居に正解なんてないんだから、一生懸命やればいい」と声をかけてくださったんです。それを聞いた瞬間、私は楽しいことがしたくてこの仕事をさせていただいているのだから「しっかり楽しもう!」と気持ちを切り替えて臨みました。

――緊張というのは、やはり主演の重圧ですか?

はい。周りのキャストの方々が実力派俳優さんだらけなので、そこに私のような場数も少なく実力のない人間が主演として入るわけで……。とにかく迷惑をかけないようにと考えてしまうと、緊張しちゃいますよね。でも親から「生きていれば、人に迷惑をかけてしまうのは当たり前。でも、周囲にしっかり感謝を忘れなければ大丈夫」とかけられた言葉を胸に、思い切り演じました。

――社会派コメディという触れ込みですが、台本を読んでどんな印象を持ちましたか?

コメディ要素も満載なのですが、普通に仕事をしていたら、誰でも感じるような世の中の厳しさもしっかり描かれている作品です。台本を読んで泣きそうになってしまうシーンもたくさんありました。そうしたシビアな展開に、遠藤さん演じる妖精のおじさんが出てきて、心の代弁者になってくれるんです。その部分の掛け合いなどは、とてもコミカルで楽しいです。

――コメディシーンはいかがですか?

青木さやかさんをはじめ、周りのキャストさんがしっかり受け止めてくださるので、思い切り演じることができます。すごく心強いです。

――遠藤さん演じる妖精は岡田さんにしか見えないんですよね?

そうなんです。(先輩ディレクター役の)城田優さんとかには見えていないんです。城田さんが私に対して暴言を吐くとき、妖精が止めてくれるのですが、それは私にしか見えていないので、そういうシチュエーションを想像しながらの演技はとても難しいです。

――ほかに苦労していることはありますか?

まだ経験がないということもありますが、セリフの量が尋常じゃなくて(笑)。しかもテンポがすごく早いので、しっかり慣れてみなさんの足を引っ張らないようにしたいです。

――岡田さんはバラエティなどにも出演されていますが、アシスタントディレクターの役をやられて、番組作りなどの見方は変わりましたか?

ADさんの仕事を見ながら役作りをしていますので、普段バラエティなどに参加させていただくときも、自然と目で追ってしまいます。本当に大変なお仕事だなと思いますし、ADさんにたくさん支えてもらっているんだなと改めて実感しました。カンペ一つでも、すごく感謝するようになりました。

――ドラマの見どころを教えてください。

大前提としてすごく面白いです。同時に社会派ということで、心に突き刺さる痛さもあるのですが、誰にでも心当たりがあるような身近なものなので、自分と重ね合わせてみることもできると思います。あとは、女性が主人公ということで、一生懸命頑張る女性の芯の強さみたいなものも観ていただきたいです。女優宣言後、初の作品なので、しっかり頑張って演じていきたいです。

(取材・文・撮影:磯部正和)

野波麻帆が、遠藤憲一主演ドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系、毎週水曜25:35~)の第十一湯に登場。遠藤演じる男仲居のケンさんが野波を後ろから羽交い絞め(!?)して、制しているかの場面写真が到着。一体何があったのか?

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