マツコの母親が作ったオムライスの話にネットでは「泣ける」と話題に

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マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、毎週木曜24:20~ ※一部地域を除く)。11月29日の放送では、先週に引き続き、東京・奥浅草を歩いた。

マツコは10年前にロケで訪れたという洋食屋「グリルグランド」が「忘れられない」とコメント。「何食っても美味しかった。予定にないものも注文しちゃって、その後のロケが動けなかった」と振り返り、近所にあるため行ってみることになった。

お店は繁盛しており席には座れそうになかったが、2階が空いているということで通してもらえた。カニクリームコロッケや煮込みハンバーグなど、いろいろと注文していたマツコに、店員が「締めにオムライスはいかがですか?」とおすすめ。「私も46(歳)になりますからね(食べられるかどうか)……」と言いつつも「頼んじゃう」と注文した。

マツコは同店について「また行きたいな」と思っていたのだが、常連が多く、さすがに一人では飛び込めないと躊躇していたとのこと。目の前まで来たことはあったが、それでも入ることができなかったため、今回来ることができて「嬉しい」と喜んだ。

注文した料理が運ばれると、あまりの美味しさに感動。付け合わせのキャベツにたっぷりとソースをかけながら「キャベツだけを残すようなワガママなオカマにはなれない」と語る。たまにキャベツを残す女性がいることに触れ「『私が食べるわよ!』って皿奪ったことがあるわ」と吐き捨てた。

最後にオムライスが出ると「卵のトロトロがチキンライスにそのまま繋がっている感じ」と絶賛。バクバクと食べながら、マツコは幼い頃を振り返る。

マツコは、若者とは洋食に対する枯渇感が違うと言い「ウチは家でグラタンが出てくるような家庭じゃなかった」と回顧。友人の家にはグラタンはもちろん、専用の皿があったそうで「敗北感」を感じていたという。

マツコ曰く「ウチは洋食を作るのが下手だったのよ」と言い「家で出てくるオムライスもカピカピで超マズいわけ、でも、それでも美味しかったの」と話す。同店のようなオムライスを食べられる喜びを感じつつも「おふくろが作ったオムライスも好きなのよ? でも、今の子は最初からコレ(洋食店のオムライスの仕様)じゃん」と話した。

マツコのオムライスにまつわる話にインターネット上では、「ジーンと胸が熱くなった」「その枯渇感分かる」「ちょっと泣いた」と反応していた。

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