杉咲花、あこがれの志田未来との撮影に「本当に幸せ」新・働き方改革の救世主に『ハケン占い師アタル』

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2019年1月にスタートする木曜ドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)で、主演を杉咲花が務めることが決定。また間宮祥太朗志尊淳ら共演者8人も発表された。

本作は、平成最後の心の大掃除ともいえる新“働き方改革”で、将来への希望と活力を与える、お仕事コメディドラマ。脚本は『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』(いずれも日本テレビ系)などを担当した遊川和彦が手がける。さらに今回は、映画『恋妻家宮本』で監督を手掛けた実績に続き、脚本のみならず、連続ドラマの演出も初めて担当する。

現在、官民を挙げて“働き方改革”が叫ばれているが、労働時間の短縮や業務の効率化だけではなかなか解決されないのが、“働く人々のリアルな悩み”だ。実際、人間関係や仕事との向き合い方で行き詰まり、頭を抱え続ける人は多数。そんな“人間”だからこそ湧き上がる職場での葛藤や悩みに光を当て、働く人々を希望の道へと導く“ニュータイプの救世主”が誕生した。その救世主とは、杉咲が演じる派遣社員のアタルこと、的場中(まとば・あたる)。いつもニコニコしながら働くアタルだが、実は“ある秘密”が。なんと、彼女には悩みや原風景をはじめ、他人のあらゆることが見えてしまう特殊能力があるのだ。アタルはそんな一種の占い能力を駆使し、周りの正社員たちが抱える悩みを根本から解決していく。

舞台となるイベント会社「シンシアイベンツ」には、どんな職場にも存在する“あらゆる世代の悩み”が詰まっている。そんな多種多様な悩みを抱えた正社員たちを演じるのは、間宮、志尊のほか、小澤征悦志田未来野波麻帆板谷由夏及川光博。さらに、毎回登場する“謎の占い師”を、若村麻由美が怪しく熱演する。物語のカギを握る彼女の動向にも注目だ。

以下に、杉咲のコメントを紹介する。

<杉咲花 コメント>
遊川(和彦)さんの作品をたくさん拝見していたので、出演が決まったときは初めてご一緒できる喜びを感じ、撮影が始まるのをとても楽しみにしていました。実は、遊川さんの作品に出られた経験がある方々から「鍛えられた」と聞いたこともあったので、勝手に「すごく怖い方なのかな……」と思っていたんです(笑)。でも実際にお会いしたら、作品に愛情がある方で、プロデューサーさん共々「僕たちを信じて、ついて来てください。恐れずにチャレンジしていきましょう」と言ってくださったんです。今回は主演ということで、プレッシャーや不安もあったのですが、その言葉のおかげで「面白い作品になるように挑戦していこう!」という気になれて、すごく救われました。

私はアタルのような明るい役をあまり演じたことがないですし、本格的なコメディも初めて。アタルは占うときに人柄が変わるのですが、その振り切り方も含めて、たくさん挑戦が詰まった役だと思います。遊川さんと一緒に試行錯誤しながら、アタルという人物を作っていく時間がすごく楽しいです。今撮影している第1話では、あこがれの志田未来さんとご一緒するシーンが多いのですが、志田さんのお芝居を誰よりも先に目の前で見ることができて、本当に幸せです! 毎日働くのが楽しいです。

ちなみに、私自身には占いの能力はありません(笑)。でも、占いは信じるタイプで、年明けにはおみくじも引きますし、悪い結果が出たときに引き直したこともあります(笑)。そんな性格なので、実は占い師さんに占ってもらうのは避けているんです。言われたことに、なんだか執着しちゃいそうですから……。

そんな私ですが、アタルの言葉にはいつも励まされています。このドラマは働くことが楽しくなったり、働きたいなって思えるような作品。皆さんにもぜひ見ていただけたら、うれしいです。

<第1話あらすじ>
イベント会社「シンシアイベンツ」の制作Dチームに、派遣社員の的場中=アタルが新しい仲間として入ってきた。社会人経験のないアタルは、教育係となった正社員・神田和実(志田)の下で、雑用から覚え始めることに。その矢先、部長・代々木匠(及川)が厄介な指示を出してくる。Dチームが請け負っている新商品イベントに、クライアントの社長が50人の赤ちゃんを呼んで、笑顔の集合写真を撮影したがっているというのだ。しかし、イベント開催日はわずか1週間後。赤ちゃんの確保はもちろん、会場スペースや予算的にも無理難題なのは明白だが、課長の大崎結(板谷)は断りきれず、引き受けてしまう。

そんな中、初めて運営を任された神田は自分の意見も言えないばかりか、会議室ひとつまともに押さえられず、不甲斐なさを感じる。しかも、神田はもうひとつ、だれにも言えない大きな悩みを抱えていた。そんな神田に対し、アタルはたびたび不可思議な言動を取り……。

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