どん底ホームレスギャルから大逆転!フレアバーテンダー世界大会で優勝『激レアさん』

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11月5日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:20~)は、どん底ホームレスから大逆転したギャルが登場した。

若林正恭オードリー)が研究員、弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)が研究助手を務める同番組は、実際に“激レア”な体験をした人=激レアさんを“研究サンプル”としてその体験談を紐解いていく。

今回激レアさんとして登場したのは、ショウコさん。ボトルやシェーカーを使った曲芸的なパフォーマンスでカクテルを作る「フレアバーテンダー」の世界大会で優勝した実力者で、女性では世界初だという。ちなみに、ステージ上では24歳だと言っているが、本当は38歳であることを告白。アラフォーには見えないため、弘中アナらは驚いていた。

新潟県出身のショウコさんは、幼いころから厳格な両親に育てられていた。日舞を習うお嬢様だったのにも関わらず、学生時代はギャルに憧れ、日焼けサロンに通ったり、寒さ厳しい新潟でもミニスカートを履いて過ごしたりしたとのこと。

また、ギャル時代に東京・渋谷へ遊びに行ったことを回顧。スカウトマンに芸能界へスカウトされたのだが、ショウコさんは「新潟では『東京の人が新潟にいる』ってだけですごくモテるんですよ。『東京の人=キムタク』みたいな」と言い、スタジオを笑わせる。

両親には内緒でグラビアデビューするものの、まったく売れずバイト生活に。そこで漫画喫茶やイベントコンパニオンで食いつないでいたのだが、レストラン「FRIDAYS」で働くことが転機となった。当初はホールだったもののメニューが覚えられず、バーテンダーへ転身。そこでフレアショーを見て「芸になるかも」と思ったのだとか。

打ち込めるものを見つけたショウコさんは、1日15時間フレアの練習に没頭。運気が下がり気味の生活だったが、フレアショーに出会ったことで運気も向上。公園で38万円入りの封筒を拾ったこともあった。

そんな中、母親の容体が急変したため、東京の家を引き払って実家へ。結局亡くなってしまったのだが、このまま実家にいると父親が悲しむと、再び東京へ出向いた。しかし、家がないため公園で路上生活することに。そこでもフレアの練習に打ち込んだ。20代でホームレス生活になったが、以前働いた漫画喫茶に住まわせてもらいなんとかしのいだとのこと。しばらくして、以前拾った大金の持ち主が現れず、38万円を手にしたショウコさんは、そのお金で家を借りることもできたそう。

そうした状況でありながらも、独学でフレアを練習し続けたため、世界で数人しかできない大技も取得。2009年に開催された「フレアバーテンダー」の世界大会で女性初の優勝を成し遂げた。現在ショウコさんは、プロとして国内外のショーに年間約200本ほど出演していると明かしていた。

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