一茂、良純、ちさ子が『褒める』と『叱る』について討論「50回言ってわからないやつは切り捨てられる」

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石原良純長嶋一茂高嶋ちさ子がMCを務める『ザワつく!一茂良純ちさ子の会 “パワハラ&褒める”をテーマにしたら3人が大騒ぎスペシャル!』(テレビ朝日系)が、11月2日に放送。インターネット上では、3人の考えに賛否両論が相次いだ。

同番組は、「それってど~なの?」「ちょいイラ」「なんだか心がザワツク」といったビミョーに是非を問われる話題に毒舌トリオが言いたい放題いう『ザワつく!一茂 良純 時々ちさ子の会』(テレビ朝日系、毎週水曜24:20~ ※一部地域を除く)のゴールデンスペシャル。進行は高橋茂雄サバンナ)が務める。

今年はスポーツ界で「パワハラ問題」が取り沙汰されていたが、12人の若いヴァイオリニストと共に舞台に出ることのある高嶋は、相手をみて褒めるかどうかを決めているという。テレビの影響もあり、高嶋に対して声をかけるだけでも怯える女性に対してはなるべく優しくするのだとか。もちろんイライラして怒ることもあるのだが、そのエピソードを人に言うと「『私(高嶋)が変わるしかない』って言われる」と回顧し、納得がいかないのか首をかしげていた。

テニスの全米オープンで優勝した大坂なおみのコーチ・サーシャは、どんな場面でも褒めることで彼女の成績を伸ばしてきた。このことが紹介されると、石原は「『褒める』と『甘やかす』は違う。(大坂の場合は)ものすごく努力したうえでの褒める」だと主張。高嶋も「大坂なおみくらい頑張ったら私も褒める!」と同調した。

「叱る」についても討論は展開。長嶋は50回言っても効かない人には「1度殴った方がいい」と言うが「ただ、今は殴ることができない。だから、そいつらは取り残されていくしかないんだよ」と嘆く。石原は同調しつつ、会社で指導する立場の人は切り捨てるわけにはいかないため「怒るだけでなく褒めることも大事になってくる」と持論を語った。

番組では、役員や管理職向けに行っている正しい褒め方を学ぶための研修模様も放送。初めて会った人を褒め合う「ほめあいリレー」などが紹介されると石原は一定の理解を示しつつ「(自分たちは)叱ってくれた人がどれくらいいたかが財産」だと振り返った。

ネット上では、3人のコメントについて「高嶋ちさ子さんみたいな方も必要だよね!」「どの教育が正しいかなんて結果論」「笑いながらもいろいろ考えさせられたー」など、賛否がありながらも「指導法」について私見を述べる人が多くいた。

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