ぱるるの依頼で高橋英樹演じるペーパー弁護士がついに法廷デビュー!『リーガルV』

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11月8日に放送される米倉涼子の主演ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第4話で、高橋英樹が演じる「京極法律事務所」の代表でペーパー弁護士・京極雅彦が“念願の法廷デビュー”を果たす。

同作は、米倉演じる弁護士資格をはく奪された元弁護士、小鳥遊翔子(たかなし・しょうこ)が、ワケありの弁護士やパラリーガルをこき使いながら、大手弁護士事務所相手に勝利を賭けた無謀な戦いを繰り広げていく人間ドラマ。

過去に他作品で弁護士役を演じ、何度も法廷に立ったことのある高橋だが、京極先生としてはこれが法廷デビュー。「ワクワクしましたね。やったことがないことをやるという行為は、幾つになってもワクワクするんでしょうね!」と、撮影前の心境を明かした。

また今回は、京極先生が第1話で「一度言ってみたかった」と漏らした言葉「異議あり!」も、法廷でついに発動することに。「もう声を張り上げて言ってやりましたよ(笑)! そのときの京極先生といったら、輝いてますよ! 撮影はとにかく楽しかったです」と、うれしそうに振り返った。

大学教授時代には経験できなかった人生初のリアル弁護活動に大喜びし、事あるごとに誰よりも大はしゃぎする――。御年65歳にして超ピュア、時にはもうピュアを通し越して天然ボケな京極先生は今、インターネット上でも「かわいい!」と話題になっている。何を隠そう、京極のような役柄は高橋にとって「今までやったことのないキャラクター」。「新たな人物づくりが面白いですねぇ! 地方に行っても『イメージが変わりました』とか、いろんなことを言われます。この年になって違う自分を表現できるというのは、役者冥利に尽きますよね」と、感無量。

『リーガルV』は高橋家でも大好評だそうで、「みんな面白がってますよ! 娘の真麻なんか『超面白い!』と言って、同じ回を2度見てましたね」と高橋。もちろん、彼自身も本作が大好きだそう! すでに折り返し地点に突入した撮影でも、手応えを日々感じているそうで、「キャラクターも物語の緩急のバランスもすごくよくて、いい味のする料理を食べているような感覚になる作品。撮影でもここへ来て、各キャラクターの天然性がなお色濃く出てきていますから! 絶対にオススメです!!」とドラマをアピールした。

<第4話あらすじ>
入院先の病院で深夜、峰島興業の会長・峰島恭介(竜雷太)が病死した。その遺産は200億円! 峰島会長は妻と離婚し、遺言書もなかったため、一人息子の社長・峰島正太郎(袴田吉彦)が全額を相続するという方向で話は落ち着こうとしていた。ところが斎場に突如、遺族も見知らぬ女性・峰島玲奈(島崎遥香)が現れたことで、状況は一変する。昼間は看護師、夜は銀座の高級クラブでホステスをしているという玲奈は、自分は峰島会長の妻で、遺産相続の権利があると主張。なんでも玲奈によれば、峰島会長が亡くなる前日、正確にはわずか4時間前に婚姻届を提出したのだという。

法律上、半分の100億円を相続する権利がある玲奈の出現に、正太郎は大慌て。峰島会長に結婚の意志はなかったとして、婚姻の無効と相続権の不在を争点に、玲奈を訴える。一方、玲奈はお金目当てで付き合っていたわけではなく、結婚に関しても峰島会長から「遺産を譲りたいので結婚しよう」と言われたと断言。一歩も譲らない構えで、友達の現役ホスト兼パラリーガル・茅野明(三浦翔平)を通し、元弁護士・小鳥遊翔子が率いる「京極法律事務所」に弁護を依頼するが……。

やがて裁判の日がやってきた。玲奈の指名で担当弁護士になった京極雅彦は、人生初の証人尋問に大はりきり。ところが、なぜか茅野が原告側の証人として出廷する。さらに、なかったはずの遺言書が存在することも露見し……!? 最悪の展開が続発する中、なぜ玲奈がそんなにも金を欲しがるのか、疑問に思い始める翔子。一方、原告側を弁護する大手法律事務所「Felix & Temma法律事務所」に所属するエリート弁護士・海崎勇人(向井理)は、秘密裏に怪しい動きを見せる。

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