誕生日に木村佳乃から本気ビンタ!井本彩花「本当に素敵な15歳のスタート」と感謝

公開:

11月10日にスタートする木村佳乃主演の土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』(テレビ朝日系、毎週土曜23:15~)で、木村の長女を演じる井本彩花が撮影現場で15歳の誕生日を祝福された。

同ドラマは、連城三紀彦の小説「隠れ菊」を原作に、40代の男女の愛憎渦巻く群像劇を描いた激しく濃厚なラブ・サスペンス。料亭「花ずみ」の御曹司で、板長を務める夫・旬平(萩原聖人)と結婚し、20年間、家庭を守ってきた専業主婦の通子(木村)の前に、「旬平の愛人」と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れる。旬平の署名入りの離婚届と、「花ずみ」が倒産寸前であるという事実を通子に突きつける多衣。しかし、通子は持ち前の勝ち気で前向きな性格から、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらうことを提案し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する。

「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得した井本は、今作が連続ドラマデビュー。演じるのは母・通子との距離感に息苦しさを感じる思春期真っ盛りの高校生・優美。両親の離婚をきっかけに、これまでの家を出て通子とアパート暮らしをすることになり、最初は反発心をあらわにするが、料亭を立て直そうと孤軍奮闘する通子の背中を見つめるうち、徐々に心境が変わっていくという役どころ。

この日の撮影場所は、旬平と別れた通子が優美と2人で暮らし始めるアパート。2人がいるところに上島家の長男で一人暮らし中の一希(山本直寛)が訪ねてくるシーンで、リハーサルのため木村、井本、山本の3人がアパートに入ったところで、突然、スタッフから「本日、10月23日は井本彩花さんの15歳の誕生日で~す!」との言葉が。口をあんぐりと開けて驚きの表情を浮かべる井本に木村が大きな花束を手渡し、さらに木村の合図で、スタッフ&キャストが全員でバースデーソングを大合唱。井本は「素敵な方々と一緒に15歳のスタートが迎えられたので、本当にうれしいです。これからもよろしくお願いします!」と感動で目をうるませると、木村が思わず「かわいい♪」と呟くほど、心からうれしそうな笑顔を浮かべていた。

しかしこの後、木村が井本を思わずビンタしてしまうという重要な親子ゲンカシーンの撮影が控えていた。監督から「本当に叩いてほしい」と言われた木村は、井本に「ごめんね。でも、自分も若い頃に同じ状況だったら本当に手を上げてもらった方がお芝居をしやすいと思うだろうから。本気でいくね」と声をかけた。頬を叩かれるのは人生初だという井本だが、先輩女優からの真摯な言葉に「いいえ。ありがとうございます!」と返答。木村や監督から「ここでのお芝居が誕生日プレゼント」と言われ、「はい! 頑張ります!」と気合い十分で撮影に挑んだ。

15歳になりたての記念すべき日に撮影されたビンタシーンで、井本が見せた迫真の演技に注目が集まる。井本からコメントが到着。以下に紹介する。

<井本彩花 コメント>
皆さんにお祝いしていただいて、すごくうれしかったです。撮影現場でお花やプレゼントをいただけるなんて、初めての経験でした。木村さんがいてくださるだけで現場が明るくなりますし、優しい雰囲気で満たされます。これまで頬を叩かれたことはないですが、しっかりと頑張りたいです。本当に素敵な15歳のスタートが切れました。とても恵まれているなと思うので、これからも皆さんの期待に応えられるように精一杯努力していきたいです。

PICK UP