マツコ、LGBTの男性へのコメントが「思慮深い」と反響

公開: 更新:

マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、毎週木曜24:20~ ※一部地域を除く)。10月25日の放送は、先週に引き続き東京・渋谷のシェアオフィスを訪れた。

オフィスのほかに、クリエイターたちが共同生活をしている居住スペースがあるということで、そちらへ行ってみることに。共有スペースでは、男女3人がトークをしていた。男性の1人は「(マツコと同じ)組合員です」と自己紹介。マツコが「組合員の方がこういうところに住んでいるのって珍しくない?」と投げかけると「アクティビティもやっていて、LGBTの研修やイベントを行っている」と説明した。マツコは「彼みたいな人が企業に行って、どうやってLGBTの門戸を開いていけばいいのかレクチャーしてくれるわけね」と仕事内容をかみ砕いて説明すると「そんな大層なものじゃないです」と謙遜。マツコは「大層なものにしちゃえばいいのよ。虚勢を張ったところからビジネスって広がるの」と返した。

中には、子どもがいるお母さんが居住スペースのひとつとしてオフィスを利用。幼児ともコミュニケーションをとることから男性は「自分自身は子どもを持つ選択権はなかったけど」と前置きしたうえで、アンテナを張ってなかった“子育て”を体験することで「どう関わっていくのか」と考えるようになったという。そんな彼にマツコは「あんたみたいな仕事をやっている人が、こういうところに住むのが大事」とコメント。自分たちはどうしても「特殊なんだ」という意識を持ってしまうのだが「私たちは『ゲイのこと知らないよね?』って簡単に言うけど、じゃあノンケの人たち(性的指向が異性の人)のことを『どこまで知ってんだ』っていうのがあるじゃん」と問いかける。子育てしている人やクリエイターたちの生活・思考を間近で見ておくことが重要であると説いた。

インターネット上では「自分で触って感じることが大事」「同じ人間だし日常の一部として生きていくのは大切」「やっぱりマツコさん思慮深い」とのコメントが相次ぎ、マツコの考えに同調する声が多くあった。

ほか、結婚に興味がないアラフォーの女性も登場。「すみません」と謝るとマツコは「いまだに『結婚しなきゃダメだ』っていう風潮はあるもんね」と一言。マツコは常々思っていることとして、独身で十分に稼いでいる人は1人分くらい子育てを援助する法律を作ればいいと訴える。「文句がでるのも分かるのよ」と言いつつも「それくらいしてもいいと思う」と語った。

PICK UP