田中圭&吉田鋼太郎が『おっさんずラブ』でW受賞!「ひたすら圭を愛しておりました」

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「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2018」のメインイベントである「東京ドラマアウォード2018」の授賞式が25日、都内で行われ、連続ドラマ部門の作品賞グランプリに『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が輝いた。個人賞では主演の田中圭が主演男優賞を、“ヒロイン”を演じた吉田鋼太郎も助演男優賞を受賞した。

作品の質の高さだけではなく、“市場性”、“商業性”にスポットをあて、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰する本賞。本作は、女好きだけどモテない33歳のおっさん主人公・春田創一(田中)、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“ヒロイン”黒澤武蔵(吉田)、同居している“後輩ライバル”牧凌太(林遣都)の恋愛を描く斬新なアイデアで大ヒットした。

先に登壇した吉田は「今回、僕はヒロインとお話をいただいて、慣れないヒロインでどうなるかなって思っていました」と撮影をにこやかに回顧。役作りをする中、「田中圭さえ愛せばできる」と撮影に集中したといい、「途中からひたすら圭を愛しておりました」と照れ笑いでコメント。「自分の性格はじめじめしてもともと女性っぽい。お酒の力を借りないと告白できなかったり……。だから部長の気持ちがよくわかった。自分のようにやればいいんだなって」と自分に言い聞かせて挑んだと明かした。

続いて登壇した田中は「僕も現場にいるみんな、登場する人たちの愛を受けていればよかった。終始気持ちよく楽しくさせていただきました」と回顧。「特に男性同士の恋愛の話。鋼太郎さん演じる黒澤武蔵や林遣都くん演じる牧の感情を全部拾おうという感じでやっていたんです。それがすごく楽しかった」とコメントし、「1人ひとりのチームワークもよかったし、改めて関わっていただいたみなさんに感謝を述べたい」としみじみ話した。

続けて「自分が個人的に賞をいただくことはなくて。賞のこと考えて役者やるわけではないですけど、皆さんからの頑張ったねっていうのもあってもいいかなと思っていたら、まさか主演賞をとれるなんて……」と受賞には驚きを隠さない。「俳優を18年やってきて、僕が主演でやることはほとんどなかった。まだまだ楽しいことがいっぱいありそう。まだまだこういう現場を作っていきたいって気持ちになりました。『おっさんずラブ』以上のものを作らないと」と最後は前を向いた。

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