ユースケ、新婚の志田未来とタッグを組む刑事役で主演「ハッピーオーラの中でやれた」

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ユースケ・サンタマリア主演のドラマスペシャル『警部補・碓氷弘一 〜マインド〜』(テレビ朝日系)が、11月25日(日)21時から放送される。本作はユースケ演じる日本一不運な刑事・碓氷弘一が、個性的なパートナーと共に難事件を解決する人気刑事シリーズの第2弾で、今回は、志田未来演じる心理捜査官とタッグを組み、連続して起きた不可解な難事件を追っていく姿が描かれる。

原作を手がけるのは、「隠蔽捜査」シリーズ、「ハンチョウ~神南署安積班~」シリーズ、「ST警視庁科学特捜班」シリーズなど、警察エンターテインメント小説の第一人者・今野敏。昨年4月に放送された「碓氷弘一」シリーズの「エチュード」に続き、今回は「マインド」(中央公論新社刊)がドラマ化される。碓氷は、前回は相武紗季演じる美人心理捜査官の紗英とコンビを組んだが、連続通り魔事件を解決した碓氷が、今回は紗英の後輩で心理捜査官の篠宮梓(志田)とコンビを組む。

碓氷が今回挑むのは、同日同時刻に発生した2件の殺人事件と2件の自殺。田端捜査一課長(石丸謙二郎)の特命を受けた碓氷ら捜査一課第5係は、4人が同時に命を落とした事件の関連性について捜査を開始する。やがて、同日の同時刻に都内で盗撮・強姦未遂など合わせて3件の事件が発生していたことも判明。碓氷らは心理捜査官の梓と共に捜査を続け、被疑者が犯行について一切の記憶を失っているという奇妙な共通点を見出す。そして、碓氷は心療内科の院長・瞳(小雪)にたどり着く。

どこにでも居そうな親近感のある碓氷と、思ったことを口にする暴走気味の梓とのコンビはもちろん、小雪との静かなる“対決”も今回のドラマの大きな見どころの一つ。ユースケは、事件の鍵を握る瞳を演じた小雪について、「ミステリアスな謎の女性を小雪さんが演じてくれたのは嬉しかったですね。よく出演してくれました、とお礼を言わせていただきました。一緒のお芝居は初めてでしたが、さすがの安定感。僕と未来さんが力を合わせて立ち向かってもなかなか勝てない。そういう意味で、今回の役は小雪さんでバッチリだったと思います」と語った。

また、タッグを組んだ志田については、「本当に頼りになる相棒です。かわいいやら頼もしいやら。キレ者の役でしたが、未来さん本人もキャリアが長いのでキレ者という感じ。凄みも感じられましたし。ご結婚もされてハッピーオーラの中、すごく楽しく、気を遣うことなくやれました」と絶賛。

そして、自身の演じる碓氷については、「キャラが立っていたり、特殊な能力を持っていたり、魅力があったりとか、そういう部分が全くない。ある意味、ドラマの中では一番地味な主人公です。ところが、その碓氷をカメラは執拗に追いかける。そこが面白いと思いますし、今までになかった作品だと思います。人によってキャラが変わったりしながら、事件を解決する。僕にとっても謎の男ですね」と説明した。最後に、「最近のスペシャルドラマの中では群を抜いて面白い」と強調。そして、「僕が主役だから見ない、というのはやめて欲しいですね(笑)。思わず引き込まれてしまう展開ですので一回見て欲しいです。見たら気に入ってくれると思います」と自信をのぞかせた。

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