樹木希林さん最後の主演作、映画『あん』BS朝日で無料民放初放送

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9月15日に75歳で惜しまれながら亡くなった樹木希林さん。彼女の最後の主演作となった映画『あん』が、10月20日にBS朝日で放送されることがわかった。同作品は、ドリアン助川の同名小説『あん』を、世界を舞台に創作活動を続ける監督・河瀬直美が映画化したもの。

同作品は、ドリアン助川の同名小説『あん』を、世界を舞台に創作活動を続ける監督・河瀬直美が映画化したもの。日本を代表する女優・樹木さんをはじめ、抜群の演技力で独特の存在感を放つ永瀬正敏、樹木の実孫である新星・内田伽羅(うちだきゃら)や、芸歴50年を超えようやく樹木との共演が実現した市原悦子など、豪華キャストで贈る、心揺さぶる作品がここに誕生した。

縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田)。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく……。

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