荻野目慶子、木村佳乃主演愛憎ドラマに参戦!こじれた男女関係をかき回す仲居役に

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女優の荻野目慶子が、11月10日からスタートする木村佳乃主演の土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』(テレビ朝日系、毎週土曜23:15~)に出演することがわかった。荻野目が演じるのは、料亭「花ずみ」の仲居・堀口八重。こじれた男女関係をさらにかき回すという役どころだ。

同ドラマは、連城三紀彦の小説「隠れ菊」を原作に、40代の男女の愛憎渦巻く群像劇を描いた激しく濃厚なラブ・サスペンス。料亭「花ずみ」の御曹司で、板長を務める夫・旬平(萩原聖人)と結婚し、20年間、家庭を守ってきた専業主婦の通子(木村)の前に、「旬平の愛人」と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れる。旬平の署名入りの離婚届と、「花ずみ」が倒産寸前であるという事実を通子に突きつける多衣。しかし、通子は持ち前の勝ち気で前向きな性格から、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらうことを提案し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する。

この愛憎物語に、これまで数多くの作品で艶めかしく、そしてしたたかな女性を熱演してきた荻野目が参戦。彼女が演じる八重は、旬平の母親で通子の姑でもあるキクが「花ずみ」の女将だった頃から仲居として働いており、キク亡き後は女将代理も務めていた女性。

通子が新しい女将となった新生「花ずみ」でも、板長の旬平や板前の矢場俊介(青柳翔)と共に料亭で働くことになる。しかし、八重にとって「花ずみ」は、旬平が板長になる前から長年務めてきた大切な場所。新生「花ずみ」となったことで、八重にある思いが生まれる。そして彼女の行動によって、通子と旬平に大きな試練が訪れる。

今回の出演について荻野目は、「連城三紀彦さんの小説を初めて読み、予測のつかない展開に引き込まれました。この、生きるプライドをかけた女性の闘いは、激しいけれども潔い。その息遣いを感じてみたいと思いました」とやる気十分。

八重という役についても、「女性は、環境、出会う相手、ホルモンなどにも大きな影響を受けますし、いまだに自分の知らない顔が出てきて、自身に驚く事があります。今回、頂いた“八重”という役も、名前の通り、何枚もの花弁が重なった、様々な顔を持つ女性として演じられたらと思っております」と意気込んだ。

共演者に対しては、「原作の『隠れ菊』にピッタリなキャストの皆様と御一緒できるのが、本当に嬉しいです」と笑顔に。そして、「様々な愛の形が心に響くドラマです。エネルギーある俳優陣の火花も楽しみに御覧下さいませ」とメッセージを伝えた。

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