松嶋菜々子「気丈な母性」で魅了!関ジャニ∞丸山隆平とタッグ『誘拐法廷』

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松嶋菜々子が主演するドラマスペシャル『誘拐法廷~セブンデイズ~』(テレビ朝日系)が10月7日(日)21時から放送。松嶋と関ジャニ∞の丸山隆平が初共演を果たすことでも話題となっている本作は、韓国で大ヒットを記録した映画『セブンデイズ』を日本のドラマ用にリメイクされたもの。

有能な弁護士・天吹芽依子(松嶋)の娘が、ある日誘拐されてしまう。誘拐犯の要求は「殺人罪で起訴された、限りなくクロと思われる被告人・国光瑛二(柄本時生)の無罪を勝ち取ること」だった。タイムリミットは7日間。娘を奪還するため、芽依子は弁護士の倫理に抵触しかねないギリギリのラインで国光の冤罪の証拠集めに奔走することになる。

国光の事件を担当するのは、警視庁の幹部で、芽依子と別居中の夫・相澤吾郎(杉本哲太)。娘が誘拐されたとはつゆ知らず、芽依子に国光の弁護はやめるよう進言するが……。誘拐の事実が外部に漏れては娘の命の保証は無いため、吾郎にも真実を隠したまま、国光の弁護を担当する国選弁護人の宇津井秀樹(丸山)に会いに行く。

宇津井は、様々な弁護士事務所でおこぼれの案件をもらうフリーの弁護士で「世の中、金が一番大事」と思っている男だ。芽依子に国光の弁護を替わってほしいと頼まれたことで、何かこの事件に面白みがあるのかと興味を持ち、一緒に弁護することを提案。手段を選ばない芽依子のやり方に難色を示しながらも協力をするが……。彼は敵なのか、味方なのか?

事件関係者に話を聞き、証拠を集める2人だが、様々な人達の「思惑」や「嘘」に翻弄されつつも、ついに「ある真実」にたどり着く! 果たして国光は本当に無罪なのか?

本作で、ナイフを突きつけられたり、拘束されたり、炎に巻かれたりと“壮絶シーン”に体当たりで挑んだ松嶋。特に、炎のシーンでは、画面で見ているだけでも火の回りが早くて、手に汗握る緊張感だ。

また、実生活でも二児の母である彼女が、「どんなことがあっても娘を守る」という強い気持ちで事件と向き合う「覚悟」の表情は、“お芝居”の粋を越えており、多くの人の胸を打つことだろう。息をつく暇もない、二転三転するストーリーと、想像を越える結末。ぎこちなかった芽依子と宇津井の関係性の変化にも注目したい。

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