青柳翔、板前役で木村佳乃や水野美紀らの愛憎劇に参戦「現場ではドロドロしないよう挑みたい」

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劇団EXILEに所属する俳優の青柳翔が、11月10日からスタートする木村佳乃主演の土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』(テレビ朝日系、毎週土曜23:15~)に出演することがわかった。劇団EXILEのメンバーとしてこれまで数多くの作品に出演してきた青柳は、今回、料亭の板前に挑戦。やがて女同士の激しいバトルに巻き込まれていくという役どころを演じる。

同ドラマは、木村演じる専業主婦の上島通子を主人公に、40代の男女の愛憎渦巻く群像劇を描いた激しく濃厚なラブ・サスペンス。1996年に刊行された連城三紀彦の名作小説「隠れ菊」を現代風にリメイクし、木村ほか、萩原聖人水野美紀田中哲司ら豪華キャストが顔を揃えた。

物語は、料亭「花ずみ」の御曹司で、板長を務める夫・旬平(萩原)と結婚し、20年間、家庭を守ってきた専業主婦の通子の前に、「旬平の愛人」と名乗る女・矢萩多衣(水野)が現れるところからスタート。多衣は、夫の署名入りの離婚届と、「花ずみ」が倒産寸前であるという事実を通子に突きつける。どん底に陥る通子だったが、持ち前の勝ち気な性格から、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらうことを提案。自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する。

青柳が演じるのは、旬平の右腕であり、「花ずみ」の板前として板場を支える矢場俊介。通子が女将になった新生「花ずみ」でも変わらずに、その腕を振るうことになる。最初は、通子たち男女の愛憎劇を遠巻きに見守るだけだったが、いつしか自身もその渦中に巻き込まれていき……。

今回、青柳は、板前を演じるにあたって、板前らしい箸の作法を猛勉強。スタッフから事前に劇中で使う菜箸を借りたそうで、「夜な夜な箸の作法を繰り返しています。箸使いに違和感を出さないよう毎日練習しています」と明かした。

そして、先日行われた本読みでは、木村と水野のバトルを間近で見て、「さらに現場に入るのが楽しみになりました」とやる気十分。濃厚な愛憎劇に巻き込まれていくという役ながらも、「クランクイン前の今からすごく楽しみです」と声を弾ませ、「劇中ではドロドロになり、撮影現場ではドロドロしないよう楽しみながら、丁寧に撮影に臨みたいと思います」と意気込んだ。

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