14歳の国民的美少女、木村佳乃の娘役でドロドロ劇に参加「大人の作品に入っていいのかな?」

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「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得した14歳の井本彩花が、11月10日からスタートする木村佳乃主演の土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』(テレビ朝日系、毎週土曜23:15~)で、連続ドラマデビュー。木村演じる主人公・上島通子の長女・優美を演じる。

同ドラマは、連城三紀彦の小説「隠れ菊」を原作に、40代の男女の愛憎渦巻く群像劇を描いた激しく濃厚なラブ・サスペンス。料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)と結婚して20年になる通子の前に突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れるところから物語は始まる。多衣から夫の署名入りの離婚届を突きつけられ、さらに夫の料亭が負債を背負い倒産寸前であることを知った通子は、多衣に夫・旬平との婚姻届を6,000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出。自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する。

井本が演じる優美は、母・通子との距離感に息苦しさを感じる思春期真っ盛りの高校生。両親の離婚をきっかけに、これまでの家を出て通子とアパート暮らしをすることになる。最初は反発心をあらわにする優美だったが、料亭を立て直そうと孤軍奮闘する通子の背中を見つめるうち、徐々に心境が変わっていくという役どころ。

井本は「私がこの大人の作品に入っていいのかなって思いました(笑)。大人の男女の激しいバトルを描いたドロドロ劇の中で、私の演じる高校生・優美役をどう演じていこうか、すごく考えています」と心境を告白。

記念すべきクランクインは木村演じる通子との親子シーンだったそうで、木村の印象を聞かれた井本は、「すごく明るくて気さくで、優しい方でした。撮影の合間にたくさん話し掛けてくださったおかげで緊張もほぐれました。木村佳乃さんに“失敗を恐れずに何でもやっていいよ”という言葉をいただけてうれしかったです」とエピソードを披露した。

また、揺れ動く高校生という難しい役どころについては、「すごく複雑な思いを抱く子なんですけど、その複雑さを表情や動きできちんと表現できるようになりたいです」とやる気十分。「優美は少し暗い性格の女の子ですが、お母さんの通子はすごく芯が強くて明るい女性なので、そのDNAを受け継いだ娘として、暗いだけではない、通子のような明るさも併せ持つ女の子であるように表現しないといけないなと思っています」と演技プランを明かした。

昨年開催された「国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得し、それからわずか3か月後には『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)にゲスト出演し、女優デビューを果たしている井本。本作でどんな演技を見せるのかに早くも注目が集まっている。

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