井上真央、妻夫木聡との初共演に「初めてとは思えないくらいの居心地の良さ」

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俳優の妻夫木聡と女優の井上真央が9月19日、都内で行われたメ~テレ開局55周年記念ドラマ『乱反射』(テレビ朝日系、9月22日22:15~)の制作発表記者会見に出席した。2人は本ドラマが初共演で夫婦役を演じる。

「日本推理作家協会賞」を受賞した貫井徳郎の小説を実写化した本ドラマは、誰にでも心当たりのある「小さな罪」の連鎖で起きた事故で、自分の子どもを亡くし、原因の真相を追う地方都市の新聞記者とその妻の姿を描く。会見には、2人の子どもを演じる小岸洸琉、原作者の貫井も登壇した。

妻夫木は、撮影前に井上と小岸と3人で実際に公園までピクニックに行くなどし、「なるべく僕たちをパパママだと思ってくれるように」と家族の演技に気を遣ったことなどを回顧。井上との夫婦役も本当の夫婦のように演じられたと言い、「初めて共演した感覚がなかったです。真央ちゃんは懐の深さがあって、母性が豊かな方で、お芝居をしていても全く気を遣わなくてよかった。夫婦の感じがあった」と紹介。

初共演は意外だったといい、「僕の妻(マイコ)が仲が良くて話は聞いていたんです。満島ひかりさんからも話を聞いていたんですけど、真央ちゃんとはこれまで縁がなくて……」と照れ笑い。井上も「とても信頼できる俳優の妻夫木さんとのお仕事。いろんな感情のスイッチを押してもらえた気がします。最初はストイックな方かなと思っていたんです。大事なシーンの前に携帯をいじっていたら怒られるかなっていうような。でも、初めてとは思えないくらいの居心地の良さでした」と妻夫木との共演を振り返った。

妻夫木は新聞記者役のため、実際に新聞社を取材したことなども紹介。「朝日新聞社さんにおじゃまさせていただいてずっと一日見学させてもらったんです。新聞社の方々が快く受けてくださって会議を見せてくれたりしました。すごく勉強になりました。感謝しています」と話していた。

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