日本ボクシング連盟の山根明前会長が『TVタックル』緊急出演「時代遅れでもいい」

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アマチュアボクシング界問題で世間を騒がせた、前・日本ボクシング連盟会長の山根明氏が、9月9日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系、毎週日曜11:55~)に緊急出演することがわかった。助成金分配や反社会勢力との関係など、いまだ解明されていない疑惑を本人に直撃する。

告発状を発端とした、アマチュアボクシング界問題。助成金の不正流用や過剰なおもてなし、奈良県出身選手に有利な判定を出す奈良判定など、数々の疑惑について、連日その言動が取り沙汰されてきた山根氏がスタジオに登場する。過去の反社会勢力との関係を認め、ボクシング連盟会長を辞任してから約1か月。残されたままの疑惑に対し、ボクシングに詳しいビートたけし、元世界チャンピオンのガッツ石松、そして、業界の事情や法律にも精通しているスポーツライターの小林信也氏が、鋭く切り込む。

辞任の引き金となった反社会勢力との関係は事実なのか? 成松大介選手への助成金240万円を他の2人の選手と三等分しろ、と指示したのはなぜなのか? それぞれの疑惑に対して、山根氏が口を開く。

番組では、辞任当時は日本ボクシング連盟の終身会長でもあった山根氏がどのように巨大な権力を手に入れたのか、「山根帝国」とも揶揄された体制を作り上げた歴史にも迫る。

番組中、疑惑への追及が続くと、「こういう話ばかりだったら、この番組には出ていない。僕は弁解のために出ているわけではない」と強い口調で言い放った山根氏。ガッツは、そんな山根氏に対して「前会長の考え方は今の時代に合っていない。だから合わせていかないと」と持論を展開。しかし、山根氏は「時代遅れでもいい。指導者として時代遅れの男でも(ロンドンオリンピックで)メダルを獲っているのですから」とあくまで強気の姿勢を崩さない。

他にも、今注目を集める女子体操のパワハラ問題なども交えて、日本のアマチュアスポーツ界の問題について徹底的に討論。本音の激論バトルが繰り広げられる。

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