綾野剛主演『ハゲタカ』最終回!小林薫演じる飯島の「首よう洗って待っとれ」に続編願う声

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綾野剛が主演を務めたドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)が、9月6日で最終回をむかえた。先週の第7話から重工業メーカー「帝都重工」を舞台にした鷲津政彦(綾野)の“最後の戦い”が描かれたが、インターネット上では続編を希望する声で盛り上がっていた。

データ改ざん、不正会計……と不祥事が次々と明るみに出た日本を代表する重工業メーカー「帝都重工」危機を救うため、鷲津に救済を求めた芝野健夫(渡部篤郎)と飯島亮介(小林薫)。しかしその裏で、飯島がアメリカの機関投資家グループと繋がり、「帝都重工」の実権を握ろうとしているという情報を掴んだ鷲津は、「サムライファンド」を辞め、「帝都重工」の社長に就任。社長就任記者会見の場で「30日以内に『帝都重工』に革命をもたらす」と宣言する。

芝野を再生担当執行役員に据え、鷲津が新社長として動き出してまもなく、松平貴子(沢尻エリカ)が社長を務める「日光みやびホテル」でアジア各国の重工業メーカーの責任者が集まる会議が開催されることに。しかし、当日に鷲津は姿を見せず、不在のまま会議はスタート。「帝都重工」会長の真壁達臣(伊武雅刀)が挨拶する途中で、突然室内の電気が消える。騒然となる中、モニターに映し出されたのは1枚の書類。それは鷲津と芝野が集めた「帝都重工」の不正を証明する書類の数々だった。

日常的に改ざんが行われていたことを突き止められた真壁は激しく狼狽。姿を現した鷲津と芝野に向かって真壁は、「お前たちは何をしたかわかっているのか?」と詰め寄る。すると、真壁は「ええ、革命だ!」と勝利宣言。しかし「お前たちはこの国をめちゃくちゃにした戦犯だ!」と悪事を認めない真壁に鷲津は「戦犯でけっこう! 所詮私はハゲタカだ!」と言い放ち、「真壁達臣ーー! では!」と言い残してその場を去る。その後、貴子が待機させていたマスコミがなだれ込んできて、真壁は万事休す。

一方で飯島も「日本ルネサンス機構」から解任される。うなだれる飯島を待っていたのは鷲津だった。「あなたに最後のお別れを言いに来ました」と語る鷲津に、「革命は大成功っちゅうわけか」と皮肉を言う飯島。続けて「よう聞いとけ、わしはまだ生きてる。わしは必ずまた復活する。そのときはお前に地獄見せたる。それまで首よう洗って待っとれ」と捨て台詞を吐いて去っていく。

そして貴子は鷲津に「明日、会えませんか? あのイヌワシを見た場所で」と意を決したような面持ちで電話をかける。しかし、鷲津は貴子との約束の場には姿を現さず、日本を発つのだった……。

ドラマ初回から登場し、クセが強すぎる関西弁で鷲津を翻弄し続けてきた飯島。その飯島の続編を期待させるような台詞と、鷲津は貴子と会わず日本を発つという結末に、ネット上では「旅立ったハゲタカにまた会える日を待ってます!」「飯島さんとの戦いは終わってない! アランやサムライファンド、貴子さんとは心が繋がってる! 飯島さんが暗躍し始めたらまた現れるハズ!」「海外ホテル視察中の貴子さんと鷲津さんがバッタリ異国の地で再会とかどうですかね。続編または『ハゲタカThe Movie』で」と続編を期待する声が多く寄せられていた。

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