木村佳乃、水野美紀と壮絶愛憎バトル!新ドラマ『あなたには渡さない』で戦う女将に

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木村佳乃が、テレビ朝日系で放送される10月期の土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』(毎週土曜、23:15~)で、主演を務めることがわかった。共演の水野美紀萩原聖人田中哲司と壮絶な愛憎バトルを繰り広げる。

同作は、連城三紀彦の小説「隠れ菊」を現代バージョンでドラマ化。「決して負けたくない」との思いで戦う女性たちと、その渦中に巻き込まれ消耗していく男たちの激しくも美しい愛憎劇を、装いも新たに描く。

木村演じる上島通子は、料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原)のもとに嫁ぎ、専業主婦として2人の子どもにも恵まれ平穏な日々をおくっている。しかし、そんな通子の前にある日突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野)が現れ「ご主人をいただきにまいりました」と告げる……。6年前から関係を持っていたと語る愛人・多衣は通子に夫の署名入りの離婚届を突きつけ、さらに夫の母である亡き姑は自分たちの関係を歓迎していたと驚きの事実を語る。さらに、夫の料亭は多額の負債で倒産寸前であることも発覚する。思いもよらなかった事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6,000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する。

木村、水野、萩原のほかに、通子の兄の友人で密かに彼女への想いを抱えていた中堅建設会社社長・笠井芯太郎を田中が演じる。愛憎を超えた、“一人の女の生き様”を懸けた戦いに身を投じる通子と多衣。そしてそんな女同士の戦いに巻き込まれていく旬平と笠井……。今作は濃厚なラブ・サスペンスながら、どの立場になっても「自分だったらどうするだろう……」と共感できるリアルな群像劇ともいえる。芝居巧者で酸いも甘いも噛み分けた“大人の”俳優陣4名が、一体どんな熱演で物語を艶やかに彩っていくのか? 注目が集まる。

木村は「大人の方はもちろんですが、お子さんたちさえも惹きつけられるような作品にできたらいいなと思います」と意気込む一方で、夫が自分から離れていくのを食い止めようとする妻を水野が怪演した昨年放送の連続ドラマ『奪い愛、冬』を引き合いに、「(水野が)出られていた時は妊婦さんでいらっしゃったんですよね? ビックリしました。私も妊婦の時にドラマを経験したことはありますが、あんな体力は普通出ないですよ! そんな水野さんと今回バトルがたくさんあると伺ってドキドキしております……」と戦々恐々としている。

水野は、「こうして役を借りて相手にバトルを仕掛けたりドロドロした思いをストレートに言葉にして出せたりするのが、とっても楽しみです!」と心が躍っている様子。木村とのバトルについては、「いろいろ身に付けている同士だから悪知恵も働くし、相手を傷つけるための語彙力や手段など、きっと持てる限りの武器を駆使して戦うでしょうね。お互いにかなりの痛手を負うのを覚悟してのバトルになると思いますね」と予想している。

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