米倉涼子、髪バッサリで新ドラマ『リーガルV』主演!失敗しない女からクビになった女へ!?

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米倉涼子が、この秋スタートする木曜ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』で、正体不明でスキャンダラスな元弁護士という主人公・小鳥遊翔子(たかなし・しょうこ)を演じることがわかった。

同ドラマは、思わずニヤリとする軽快な描写の中に、一筋縄ではいかない人間ドラマをはらみながら展開する“正義と涙の法廷劇”。かつて大手法律事務所「Felix&Temma法律事務所」に所属していた翔子は、ある理由で弁護士資格を剥奪されてしまう。「暴力団とつるんで恐喝していたらしい」など黒い噂もあるが、真相は謎に包まれている。そんな彼女は、ペーパー弁護士の大学教授・京極雅彦に開かせた「京極法律事務所」の管理人を務めており、もっともらしい嘘八百を並べて“ワケありの弁護士やパラリーガル”をスカウト。悪魔のような傍若無人ぶりで彼らをこき使い、どんなに不利な訴訟でも“V”ictory=勝利を手にするため突き進んでいく。

今回の決定は、米倉自ら「ぜひ新しい挑戦をさせてください」と申し出て実現したという。3つあったタイトル候補の中から「最後はVサインで終わりたいね」という願いを込めて選んだのが『リーガルV』だとも明かしてくれた。また、「『ドクターX』のイメージを変えたくて、髪も約20センチメートル切り、人生最短にしました。私自身にとっても、作品に関わってくださる皆さんにとっても、すごい挑戦になると思っていますし、今はドキドキしています。顔合わせでも、久々に目が回りそうなくらい緊張しました。でも、自分で言い出したことですし、最後まで頑張ります!」と意気込みを見せている。

演じる役どころについては、「すごく自由な女性なので、事前にキャラを固めず、その時々で思ったことをやってみようかな、と思っています。実際に台本の読み合わせでも、違和感なく思ったことを口にできる感覚がありましたし、皆さんとの掛け合いもすごく楽しかったので、いい意味でラクに演じていけそうな気がしました。と同時に、演じる側の自分たちだけが気持ちよくならないよう気を付けたい、とも思っています」とコメント。

また、「今回、一番ハードルが高いのは“鉄道が大好き”という設定(笑)。私自身は“体を動かすことが好きなインドア派”ということもあって、“各地で鉄道に乗って駅弁を食べること”の本当の楽しさをまだ知らないので、突き詰めていきたいです。これは、自分でも意外な初挑戦ですね(笑)。実は今月頭に、鉄道マニアだという安住紳一郎アナと一緒にロケをしたとき、すごくうれしそうに鉄道について話していたんですよ! あのご様子を今回ぜひ参考にさせていただきたい、と思います(笑)」と明かした。

最後に「新しい挑戦に向け、私自身はまだまだ緊張感の中に身を置いていますが、視聴者の皆さんには『なんだか自由で楽しいな』と思っていただけるドラマを目指しますので、ぜひ見ていただきたいです」とメッセージ。

これまで、ゾクゾクするような悪女から、崇高な志を持つ天才外科医まで、日本中をとりこにするヒロインを演じてきた米倉。内山聖子(テレビ朝日エグゼクティブプロデューサー) からは「“失敗しない女”から“クビになった女”へ(笑)自由で勝手なのに、必ず人を救う。そんな新しいヒロインに、毎週逢いたくなります!!」とコメントが寄せられた。

平成最後の秋、かつてない“グレーなヒロイン像”で新時代を切り開く米倉の挑戦に期待が高まる。

<第1話あらすじ>
敗訴が原因で依頼人の母を自殺へ追い込む結果となり、失意の表情で断崖絶壁にたたずむ若手弁護士・青島圭太の腕を、喪服姿の女が突如つかんだ。「死んじゃダメ。勝つまで戦うの」――。女の名は小鳥遊翔子(米倉)。青島をスカウトしに来たという翔子は「弱者を救うための法律事務所で一緒に戦いましょう」と熱く語りかけ、翌朝訪ねてくるよう言い残して去っていく。

一方、ペーパー弁護士の大学教授・京極雅彦は退職の日を迎えていた。実は京極、翔子から「一緒に正義の法律事務所を始めてみませんか?」と誘われ、新たな人生を踏み出そうとしていたのだ。ところが、肝心の翔子とは連絡がつかない状態……。そればかりか、翔子が弁護士資格を剥奪され、大手弁護士事務所「Felix & Temma法律事務所」をクビになっていた事実も判明する! 恩師である京極から事情を聞いたヤメ検弁護士・大鷹高志は詐欺だとにらみ、翔子の居場所を徹底調査。しかし、ようやく突き止めた住所を訪ねると、そこには「京極法律事務所」と記された表札と看板が。大鷹はやけに調子のいい翔子を警戒するが、代表弁護士として迎えられた京極はすっかり舞い上がり……。

その頃、翔子に指定された住所へ向かっていた青島は、駅のホームで痴漢騒動に出くわす。一流企業「君島化学」の社員・安田勉が、若い女性・三島麻央に「お尻を触られた」と糾弾され、必死で無実を主張していたのだ。見過ごすことができない青島は、安田の弁護を引き受けるのだが……。その安田が後日、送検された。しかし、痴漢冤罪事件は圧倒的に被害者が有利。弱者救済を高らかに謳っていたはずの翔子も、青島から話を聞くや「儲けも少ないし、売れない弁護士がやるクズ案件」とバッサリ切り捨てる。ところが、安田がふと発した“ある一言”に、翔子は目の色を変え……!?

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