綾野剛演じる鷲津の買収劇に視聴者「スケールが大きすぎる」と困惑

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綾野剛が主演を務めるドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)は、8月23日放送の第6話で第2部が完結。綾野演じる「サムライファンド」の鷲津政彦は、PCメーカー「ファインTD」との戦いの中、奥の手として角野卓造演じる総理大臣・望月康夫に接触する。ついに日本のトップまでを巻き込んだ展開に、インターネット上では反響が相次いだ。

「サムライファンド」は「あけぼの」に対してTOB(=株式公開買い付け)を行うことを発表する。記者会見を開き、「あけぼの」現経営陣と「ファインTD」の社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)を真っ向から非難し「戦いだ!」と宣戦布告する。この先制攻撃に対し、滝本は鷲津と一席をもうける。土下座で出迎えた滝本に「一体何の真似ですか?」と聞く鷲津。滝本は「『あけぼの』を諦めてもらえませんか?」と鷲津のために用意した10億円を見せ、泣き落としをかける。それでも鷲津の心は動かないことを知った滝本は、「ならあんたを破滅させるしかないな」と不敵な笑みを浮かべ、用意していた万札を「プシャー! プシャー! フハハハハ!」と投げつける。

このシーンにインターネット上では、「高嶋政伸がハマりすぎて笑える」「土下座が立派すぎる」「表情がコロコロ変わりすぎ」などと高嶋の“怪演”が話題になっていた。

今度はマスコミを使って一大ネガティブキャンペーンを開始する滝本。鷲津はマスコミの攻勢を逆手に取り、テレビの報道番組に出演。その場で「『あけぼの』を狙う『ファインTD』の背後には、アメリカ最大の軍需産業ファンド(プラザグループ)が潜んでいる」と暴露し、「外資に操られ日本の技術を売り渡そうとする輩は下劣な売国奴だ」と、ふたたび語気を強めて批判する。

そんな中、鷲津は「プラザグループ」に関するある情報をつかむ。そして、かつて自身が失脚させた三葉銀行の元常務・飯島亮介(小林薫)を通じ、内閣総理大臣・望月に接触。「『あけぼの』が『プラザグループ』からTOBを仕掛けられています。総理の力でその行為を非難する声明を発表してほしい」と依頼するが、望月はこれを拒否。すると「政治献金は言い値でお支払いします!」と脅迫にも似た言葉で迫る鷲津。「清廉潔白が信条」という望月に対し、独自に調べた特別高額寄附金リストを突きつける。

ついに日本のトップである総理大臣までを巻き込み、脅迫にも似た依頼をかける鷲津の“強引すぎる”やり方には、インターネット上では「スケールが大きすぎる」「鷲津さん殺されるよw」「命狙われてそう」などのコメントで盛り上がっていた。

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