「もう、ジブリの世界!」TKO木本武宏が群馬県高山村の“秘境感”に驚き

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これまで、日本全国183の村の知られざる実態を調査してきた『183村秘境旅』の特別編『183村秘境旅 特別編 誰が来るか待ってみた』(テレビ朝日系)が、8月26日(日)10時から放送される。今回は、番組内で反響を呼んだ企画「誰が来るか待ってみた」を3本続けてで、TKOの木本武宏ユージ篠山輝信が全国の“秘境スポット”を訪れる。

日曜朝の『旅サンデー』枠で、月イチ放送されてきた『183村秘境旅』の中の「誰が来るか待ってみた」は、その名の通り、秘境に赴き、誰かと出会うまでひたすら待ち続けるという人気企画。今回、「秘境の不動産屋さんで待ってみた」では、木本が人口およそ3500人の群馬県高山村を訪れ、不動産屋を探すところからスタートする。村のほぼ中央、森に囲まれた秘境スポットに不動産屋があると聞いてやって来たものの、なかなかそれらしき建物を見つけることができない木本。「スゴイ! この奥なんてもう、ジブリの世界ですよ!」と“秘境感”に驚きながら緑深い森の中を進むと、1軒の不動産屋を発見する。

不動産屋は近くに住む夫婦が営んでおり、経営者夫妻によると、この集落には6軒の家があるものの住んでいるのは夫婦だけで、あとはすべて空き家となっているのだとか。さっそく調査を開始する木本だが、秘境だけあって、訪れる客は皆無……。待ち疲れた木本は、携帯電話でネットニュースを読んだり、うっかり居眠りをしてしまったりと、気が緩んでしまう。誰もこないまま時間だけが刻々と過ぎていくかと思われた、次の瞬間、ついに奇跡ともいうべき、あることが起こる。

また、ユージは「1日1往復の秘境路線バスに誰が乗るか待ってみた」で、大分県宇佐市を走る西椎屋線に密着。“秘境路線”といわれるこの路線を調査するため、ひとまずバスに乗り込んだユージだが、乗客は一行に見当たらず。人を乗せることなく次々とバス停を通過していくバス。ユージは利用者に出会うことができるのか!?

篠山は、人口およそ4900人の長野県中川村にある伊那田島駅で、「秘境駅で待ってみた」にチャレンジ。伊那田島駅は2キロ先まで集落がなく、駅の利用者は年々減少しているという”秘境駅”。今回、駅で利用客を待ち続ける篠山の前に、謎の超イケメン学生が現れる。果たして彼の正体は!?

秘境に住む人々の人間ドラマ&田舎の魅力に思わず”ほっこり”。秘境だからありえる超破格の物件情報も要チェックだ。

<コメント>
木本武宏:群馬県高山村の不動産屋さんに1日、張り付いてみました。まさかこんなところに不動産屋さんがあるのか!? という場所なのですが、1日密着してみるとなるほど、いろんないいことがあるんですね。1日張り込んだ僕の最後のほうのテンションは……もうなんともいえないものがありますが(笑)、こんなお値段で別荘が手に入るのか、こんな理由でこの村にやって来たのか……いろいろな人間ドラマが見られました。心が温かくなる番組ですので、ぜひご覧ください!

ユージ:まずバスが1往復しか走っていないと聞いて、エーッ!? という衝撃がありました。この旅では素敵な出会いがありました。どんな人がバスを待っているのか、ここが一番の見どころだと思います。そして美しい景色……これも間違いなく見どころです! 今、都会では隣近所に誰が住んでいるかもわかりません。でも、宇佐市は人との関わりがすごく密接! また、東京に住んでいると時間に追われて目的地だけを目指し、まわりを振り返る余裕もありませんが、ここはとてもゆったりとしていて、僕自身、視野が狭くなっていたなと実感しました。もっと広いところに目を向けると、新しい発見がいっぱいあるんだなと気づかされた旅でした。

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