小栗旬、マフィアだらけの高校に入学した“激レアさん”の話に疑問視「そんなことあります?」

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小栗旬が、8月13日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)に出演。ゲストの壮絶な過去に苦笑いを浮かべる一幕があった。

今回の激レアさんであるカトウさんは、アメリカの高校に入学したら、生徒がマフィアやギャングだらけで抗争に巻き込まれた……という人物。その内容を聞いたMCの若林正恭(オードリー)は「母校は『クローズZERO』ですからね」と小栗の主演作品を引き合いに出して笑いを誘うと、小栗も「『鈴蘭高校』です」と補足説明した。

家族の都合で小学生の時に渡米したカトウさん。マフィアやギャングだらけとは知らず「近所の公立高校だから」という理由で入学したとのこと。入学当初「やんちゃな人が多いな」という認識くらいで気にも留めていなかったカトウさんは、マフィアやギャングがいる中をズンズンすり抜けていく。そんなある日、2メートルの大男からちょっかいをかけられたのだが、やったこともないローリングソバットを決めて相手に反抗してしまう。大男は激高したものの、止めてくれたのが、のちに親友となるランディだった。

ランディは超巨大マフィアの一員。7歳からマフィアに入っており、年上の部下もいるという周囲からは一目置かれる人物だった。しかし、カトウさんは、ランディがそんな人とは知らず、小太りの体型をイジったり、ケンカして殴ったりするなど、普通の友人として接したため逆に気に入られたのだとか。

しばらくランディと仲良くしていると、些細な事がきっかけで巻き起こったギャング同士の抗争に巻き込まれてしまう。カトウさんは喧嘩をしたことがなかったが、他の友人から「来ないの?」と誘われて渋々行くハメになってしまう。当初は5人対5人と聞いていたが、いざ行ってみると相手は50人だった。進行役の弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)が「『クローズZERO』でいうところの小栗さんが50人いる感じ」と例えて説明すると、小栗は「僕の役(滝谷源治)強いですよ~」と言い「作品では、250人くらいのスキンヘッドに1人で突っ込みました」と回顧した。

一旦退散したものの、後で合流する予定だった仲間がボコボコにされ、さらに相手は80人に増加。相手チーム最強の用心棒であるパウエルが遠くでゆっくり向かってくるのが見えて、絶体絶命のピンチを迎えた。ただし、パウエルは牛歩で向かってきており、カトウさん曰く「主役は最後に登場する」という状態だったという。

そこで、この抗争にあまり興味を示していなかったランディが立ち上がる。相手リーダーに「俺を本気にさせるのか?」とすごむと、相手はランディの正体を思い出して降伏。そんな中、まだ現場にも到着せず、遠くのほうで抗争が収まったことを察したパウエルは、踵を返して去っていったという。このオチに若林は大笑い。小栗も「そんなことあります?」と疑った。

そんなカトウさんは現在「自分の身は自分で守る」と安全保障を勉強し学者となっている。今回、黒いスーツにサングラスをして出演したため、若林からは「ちゃんとした恰好しましょうよ」と注意を受けていた。

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