遺留品の“ヤスリ”からたどり着いた切なすぎる真相とは!?『遺留捜査』第5話

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2011年に連続ドラマとして誕生し、7月より第5シリーズを迎えて放送されている上川隆也主演の『遺留捜査』(テレビ朝日系、毎週木曜20:00~)。第4シーズンに続き、京都を舞台に、上川演じる刑事・糸村聡が、事件現場に残された“遺留品”に徹底的にこだわり、被害者が訴えたかった最後のメッセージを明らかにしていく姿が描かれている。

8月16日放送の第5話は、世界的に注目を集める衣装デザイナーが殺害されるという事件が発生。海外の映画賞にもノミネートされるなど、今をときめく衣装デザイナー・井波幸俊(斉藤陽一郎)が、自身のアトリエで死体となって見つかる。

第一発見者はアシスタントの里中浩平(一條俊)で、彼によると、井波は死の直前まで映画の美術監督・山野辺達仁(小野武彦)と作品の方向性をめぐって言い争いをしていたという。

臨場した糸村は、アトリエの物陰から金属製の棒状のヤスリを発見し、調べはじめる。その結果、それは山野辺が刃物店に依頼して作ってもらった特注品の爪ヤスリと判明。問い詰めたところ、山野辺はあっさり犯行を認め、全面的な自供を開始するが、大部屋俳優の父を持ち、幼いころから撮影所に出入りしていた佐倉路花(戸田恵子)は、旧知の間柄である山野辺の犯行を信じることができないでいた……。

そんな中、爪ヤスリから検出された成分に疑問を抱いた、糸村。いったい山野辺は、この爪ヤスリで何を磨いていたのだろうか!? さらに、遺体の解剖鑑定書から意外な事実が浮上し……。1本のヤスリをもとに、糸村がたどり着いた、切なすぎる真相とは!?

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