『激レアさん』窪田正孝の感情豊かなリアクションに「かわいい」の声

公開: 更新:

窪田正孝川口春奈が、7月23日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)に出演。余命1年と宣告されたのにもかかわらず、あることで3億人の頂点に立った女性が登場し、彼女のあるこだわりに思わず困惑。中でも、感情豊かなリアクションをする窪田に対し、インターネット上でも「かわいい」という声があがっていた。

若林正恭(オードリー)が研究員、弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)が研究助手を務め、実際に“激レア”な体験をした人=激レアさんを“研究サンプル”としてその体験談を紐解いていく同番組。今回ピックアップされたヤザワさんは、中学1年生の頃「1年で10個新しいことに挑戦する」というルールを打ち立て、それ以来、人生初と感じたものにどんどん取り組み、「スカイダイビング」や「オーロラ観測」など、25年も続けているという。

このルールをつくったのは、小学生の時に抱えていた「1つのことに固執しすぎて周りが見えない性格」がキッカケとなっているそう。例えば「決めた道でしか帰らない」「世界一高い積み木をつくる」「先生の読み間違いを指摘する」などである。家族に指摘されてから「テレビのリモコンに触らない」に固執したのだが、それに至ってはいまも継続中とのこと。こうしたこだわりに窪田は「どこから聞けばいいんだ?」と戸惑う。また、ヤザワさんの言うことに時折同調していた川口だったが、リモコンの件は「激ヤバですね」とコメントしていた。

そんなヤザワさんが出会ったのがボードゲームの「バックギャモン」。「バックギャモン」とは、2人対戦のボードゲームで全世界の競技人口は3億人を誇る。日本ではマイナーだが、海外では賞金総額1億円の大会も存在している。エジプト旅行の写真を眺めている時に、同ゲームに興じている人々が写っている1枚を見つけ、興味はなかったが、ルールに沿ってやってみることに。当初は乗り気ではなかったが、いざやってみると寝ても覚めても同ゲームのことを考えるほどハマったそうで、最終的には、対戦相手を求めて「バックギャモン」をする選手が集まるカフェに通うまでとなった。

そこには、世界ランキング1位にもなった日本人初のプロバックギャモンプレイヤーの望月さんもおり、彼と対戦。まだ始めて3か月ほどであったが、2時間の激闘の末に勝利した。このことをきっかけに、さまざまな大会へ出場し好成績を収め、プライベートでは、日本最高峰の大会で対戦した経験を持つヒロノブさんと結婚。

順風満帆かと思いきや、ヤザワさんの体調が日に日に悪化する。病院へ行くと医者から「子宮体がん」と宣告され「手術をしないと余命1年」と告げられてしまったのだとか。手術でがんを取り除いたものの、転移や再発もあることから5年生存率は約50%。そんな不安を抱えながらも、志半ばで頓挫していた「バックギャモン」の世界選手権優勝という夢を目標に動き出すヤザワさん。半年間にわたる抗がん剤治療を終えたのち、家族にもだまってアメリカへ武者修行に旅立ったとのこと。

ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスなど、ストリートで「バックギャモン」をやっている人たちや専門の道場にいる人たちなどへ対戦を申し込み、レベルを上げていった。そうして強くなったヤザワさんは夢の世界選手権へ挑戦し、見事優勝。がんの方も今年で5年をクリアーした。医者から「経過は良好」とお墨付きをもらい日常生活に戻っているという。

そんなヤザワさんの波乱万丈な人生が紹介されるたび、窪田が大きなリアクションをしていたためネット上では「かわいい」「たくさん笑う窪田くんが観られた」「コロコロ表情が変わって楽しそう」など注目を集めていた。

PICK UP