山田孝之「もう頭のいい役はやらない」菅田将暉に恨み節も

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山田孝之菅田将暉が21日、都内で行われたW主演を務める金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系、7月27日スタート、毎週金曜23:15~ ※一部地域を除く)の完成披露試写会に登場。山田が菅田に恨み節をつぶやく一幕があった。

本作は、パソコンやスマホに残された「デジタル遺品」にスポットを当てた、1話完結型ドラマ。主人公の坂上圭司(山田)と真柴祐太郎(菅田)は、死後に不都合なデジタル記録をすべて“内密に”抹消する仕事をするが、任務の度に様々な問題に巻き込まれ、依頼人の人生とそこに隠された真相をひも解かねばならぬ状況へと追い込まれていく。

完成した第1話を観た2人は満足気。菅田は「非常に面白かったんじゃないですか。最高の出来だったと思っております。人生で初めてお客さんと観ました。改めてみてみると、僕の演じた祐太郎も身体能力半端ないですね」と嬉しそうな表情。山田は照れがあるのか、菅田ほどストレートには感想を表現せず、「もう頭のいい役はやらないと決めました。大変です。(セリフで)知識出す出す……」とブツブツ。菅田を横目に「馬鹿な祐太郎が質問ばかりするから余計大変で……」と恨み節も。

その菅田との共演の感想聞かれると、山田は「可愛かったです」と即答し、「愛嬌の塊ですよ、菅田将暉は」と絶賛。一方の菅田も「山田さんも愛嬌の塊じゃないですか」と笑顔を見せながら、「今日、久しぶりにひげのある姿を見てもとはこんな感じだったんだって」と山田の風貌に触れ、「(現場では)ずっと2人だったのであんなに会話すると思っていなかった。ミステリアスで背景が見えにくい人というイメージがあったので、改めて人間味を見れた気がしました」と感想を述べた。

ドラマの内容に絡め、死後、パソコンの中から消したいものを問われると、菅田は「最近、音楽をするんですけど、歌詞を書いたりもするんです。ほとんどポエムなんです。それはマネージャーにも見せていないので、見られたくないです」とコメント。山田は「消したいものはありません」ときっぱり。「30個くらい秘密はあるので、死んだら混乱する人もいるでしょうけど。死んだ後のことは知りませんよ」と飄々と話していた。

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