生駒里奈、夫とは「いきなり本番!」発言の『激レアさん』に苦笑

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生駒里奈が、7月9日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)にゲストで出演。毎年赤字なのに21年間食堂経営を続けているという女性が登場するも、彼女の破天荒な発言にタジタジとなってしまう一幕があった。

今回ピックアップされたのは、群馬県に住むはつゑさん(82)。登場するなり元気いっぱいだが、21年間無給金のようで、「人が来れば来るほど損しちゃうんだよオメェ!」と告白。食堂「はっちゃんショップ」の店長であることを紹介された際は「店長なんてもんじゃねぇけど、そこらへんのババアだよ」と言い、若林正恭(オードリー)らを笑わせた。

そんなはつゑさんは、幼い頃、貧しい生活を送っていた。母親が病死すると、父親が浮気相手と再婚し、10歳で家を追い出され働きにいかされたという。7年間魚屋で働いた後、17歳ではた織り屋へ就職。当時の給料は、3年間で契約金1万円(住居保証3食付き)。当時の1万円は現在の6万5千円ほどだそうで、そのお金をすべて実家に送金したのだとか。そのため、はつゑさんが1か月で使えるお金は生活費の200円。昭和27年当時、バス代30円、映画代50円という時代だったため、贅沢もさほどできなかったそう。

22歳の時、自分へのご褒美で映画を観に行った時、後に夫となるしょうちゃんから「ようかんおごって」と声をかけられる。はつゑさんは持ち金がほとんどなかったのにも関わらず、当時30円もするようかんを購入してあげたのだとか。「初めて声をかけられたんだけど、『嫌いなタイプじゃね~な』って。いい男だったんだよ」と回顧した。

これをきっかけにしょうちゃんとお付き合いをすることに。はつゑんさんは当時を振り返り「チューなんてしなかったな」と言い「いきなり本番だよ!」と発言。これには若林ら出演者が爆笑。生駒は苦笑いを浮かべつつ「はっちゃん……」とつぶやいていた。

その後、しょうちゃんと結婚するわけだが、家族を養うため、自分も働くことに。そうした生活を続ける中で、はつゑさんには「日本一周をしたい」という夢ができる。今まで3つの仕事を掛け持ちしていたが、4つに増やし、15年で300万円を貯めた。夫に夢を語り了承を得ると、100万円を手渡される。さらに、子どもや近所の人からカンパ100万円をプレゼントされ、原付バイクで47都道府県制覇するという旅へと出た。

日本中を旅していると、さまざまな人に助けられたはつゑさん。そこで「日本全国の人に恩返しをしよう」と決意し、飲食店を経営することにした。その経営スタイルも破天荒で、毎日15種類のおかずが500円で食べ放題(時間無制限)、小学6年生まで無料だという。そんなはつゑさんの優しさに触れた近所の人が、無償で手伝いに来たり、差し入れをしてくれるため「今最高に幸せかな」と語っていた。

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