吉田鋼太郎、白洲迅への“熱視線”に東山紀之ら「ドラマ、違ってる!」

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7月11日からスタートする東山紀之の主演ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系、毎週水曜21:00~)の制作発表会見が5日、都内で行われ、東山をはじめ、倉科カナ吉田鋼太郎北大路欣也塚本高史と、新レギュラーの田辺誠一白洲迅が登壇。早くも田辺と白洲が個性を発揮し、場を盛り上げていた。

本作は、東山が演じる天樹悠を中心とした個性的な刑事たち7人が、難解な刑事事件に挑む姿を描いたドラマ。“最大の黒幕が身内だった”という衝撃のラストを迎えた前作から1年が経ち、この夏スタートする第4シリーズは、新たに加わる個性派刑事たちと資料室に眠る未解決の“超凶悪犯罪”に特化したスペシャルチームとして復活する。

予告編の上映後、突如スモークの中に7人のシルエットが現れる、というド派手な演出に、東山は、「マイケル・ジャクソンの気持ちがわかりました」と笑顔であいさつ。

今シーズンから加わる海老沢芳樹役の田辺は、「空気を読めない浮いた部分もありますが、正義感はもっているキャラクターなので、皆さんと一緒に新しい“7人の像”を作っていけたらと思います」と、意気込みを述べた。

同じく、新人で天樹の部下・野々村拓海役の白洲は、少し緊張気味に「こんな若造が入ることは無かったと思うので、新しい風を吹かせていけたらと思います」と。すると倉科、塚本から「何だ!俺たちを年寄り扱いしやがって!(笑)」とチクリ。あわてた白洲は、「『刑事7人』なんですが、この拓海は、肩書上まだ刑事になれていないということもあって。拓海が刑事になれるのか、その辺も注目して見ていただけたら嬉しいです」と語った。

そんな白洲を前に、片桐正敏役の吉田は、「今回は資料係で、捜査にもバリバリ参加する“二刀流”がミソ。僕の役は前回に引き続き、何を考えているかわからないけど暗躍する役どころでございます。そして、新しく入ってきたイケメンの白洲くんに、密かに思いを寄せ……」と、前クールのヒットドラマ『おっさんずラブ』風コメントに、「ドラマ、違ってるから(笑)」と総ツッコミされていた。

実は今回、東山は “田辺画伯”としても人気の田辺に『刑事7人』のイラストを依頼。田辺は「怒りませんか?」と言いつつ引き受けたそうだが、公開されたイラストを前に、東山は「田辺さんのイラストは、人を幸せにする。これで怒る人はいないから」と。さらに「鋼太郎さんなんか、そっくり」と紹介すると、吉田も「可愛い。幸せな気持ちになる」と同意。北大路もマジマジと自身の似顔絵を見つめ、「そっくり! でも鋼太郎さんには負けるな~」と、悔しがってみせた。各自の感想をうけた田辺画伯は「7人を20秒くらいで書いた」と明かし笑いを誘った。

また、ドラマを象徴するキャラクター「かっこいい刑事」のイラストも公開。田辺画伯の思いがこもったキャラクターに、東山も「パンと牛乳、昭和な感じでいい。オープニングとかで出てきたらいいね」と褒めたものの、「何の番組かわかんないか」と撤回。“ハードな刑事ドラマ”と対極なキャラクターの誕生に一同ほっこり。

現在4話まで撮り終えたそうだが、現場ではどんなにシリアスな場面を撮影していても、「アイスクリーム休憩」をとることや、「ブラックジョークが飛び交っている」という裏話も飛び出した。

その後、ドラマのキーとなる“カレー”を振る舞う催しが行われ、エプロン姿の出演者が再登場。出演者各自がトッピングを考えるのだが、東山:夏野菜、倉科:温泉卵、吉田:レーズンバター、北大路:チーズ(モッツァレラ&パルミジャーノ)、塚本:唐揚げと、カレーにマッチしそうな食材を選んだ中、新加入の2人は、田辺:うまい棒(チキンカレー味)、白洲:納豆という変わり種を用意し、周囲を驚かせる。

試食では、「納豆が意外と合う」と吉田もビックリ。東山も、「これだけ入っているとバラバラな感じかなと思ったけど、まとまっていて美味しいですね」と満足げ。最後に「このカレーが象徴するように、個性がひとつになっていい作品が皆さんに届けることができると嬉しいです」とメッセージをおくった。

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