ダイエットも運動も必要なし!内臓脂肪を勝手に燃やしてくれる「BAT」とは?

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6月26日(火)19時から放送される『名医とつながる!たけしの家庭の医学 3時間SP』(ABC・テレビ朝日系)は、「頻尿を解消する科」「内臓脂肪を減らす科」などの診療科などがテーマ。

ある調査によれば、50歳以上の2人に1人が悩みを抱えているという“頻尿”トラブル。これまで頻尿の原因は、加齢による血流の低下や、膀胱周りの神経が異常に反応することによって少ない尿でも尿意を感じてしまうと考えられてきたが、近年の研究で、神経の異常とはタイプが違う、新たな原因が明らかになってきたという。

頻尿の名医・野村昌良先生(亀田総合病院 ウロギネ・女性排尿機能センター センター長)によれば、膀胱まわりの神経の異常ではなく、膀胱そのものが変形してしまう事が、頻尿の新たな原因となる可能性があるとのこと。膀胱が変形するとは、一体どういうことなのか。番組では、頻尿に悩んでいる6名の女性の中から、膀胱がどのような形になっているかを確認する検査を実施。6名の女性の中に「膀胱の変形」が原因で、頻尿になっている方はいるのか探る。

スタジオでは、今回番組が注目する頻尿の新原因「垂れ下がり膀胱(膀胱下垂)」について野村先生が解説。膀胱が垂れ下がってしまう人は、通常の半分以下の尿で我慢できないほどの尿意を感じてしまうという。では一体どんな人の膀胱が垂れ下がってしまうのか? 模型を使って徹底細説する。

さらに、頻尿大国アメリカで、頻尿の改善に劇的な効果を上げている体操を現地で取材。尿トラブルを抱えている人に6週間実践してもらったところ、なんと70%以上の人が改善したという。その頻尿改善体操とはどんなものなのか。

また、臓器にべっとりまとわりつく「内臓脂肪」の特集も。身体の中で内臓脂肪が増えると、糖尿病、腎臓病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群、心筋梗塞、脳梗塞など、命に関わる重大な病を発症する可能性があると医学界では警告しており、内臓脂肪を減らすには、これまではダイエットや運動が必要とされてきた。しかし近年の研究で、ダイエットや運動をしなくても内臓脂肪を減らせる効果が期待できる方法が判明。肥満治療のスペシャリスト、小田原雅人先生(東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授)によれば、それは身体の中にある「BAT」という細胞を刺激して内臓脂肪を燃やす方法だという。

京都大学の研究によれば、通常、筋肉を動かした場合に比べ、「BAT」が活性化した場合の脂肪の燃焼効果は、なんと70倍から100倍。「BAT」をしっかり増やすことが出来れば、1年で1から2キロ体重を抑えられ、10年たてば10から20キロ、20年たてばさらに倍とその差は大きくなるとのこと。スタジオでは、そんな内臓脂肪を減らす「BAT」について小田原先生が徹底解説。身体にはありがたい役割をしてくれる「BAT」だが、年をとると減ってしまうらしく、食生活でBATを増やす方法を紹介する。

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