相葉雅紀、テレ朝10月期ドラマで心優しい獣医師に「金曜の夜を温かくできたら」

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相葉雅紀が、2018年10月にテレビ朝日系で放送される金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』(毎週金曜23:15~)で主演することがわかった。相葉が、同局の金曜ナイトドラマに出演するのは、『バーテンダー』(2011年)以来、7年ぶりとなる。

この作品は、たらさわみちが2012年から集英社「月刊Office YOU」で連載した同名の人気漫画で、現在も続編が連載中だ。東京・神楽坂を舞台に、そこで開業する若き獣医師・高円寺達也と、動物や飼い主たちの心温まる交流を描いたハートフルな物語となっている。

相葉が演じる主人公の達也は、神楽坂にある「坂の上動物病院」の獣医師。勤めていた動物病院を辞めて実家に戻り、徳丸先生という獣医師のもとで働こうとしていたところ、突然徳丸先生が達也に病院を任せ、姿を消してしまう。戸惑いながらもそこに留まり、神楽坂の人々と交流を深め、やがて「コオ先生」と呼ばれるように……。彼らの大切なペットの命を守るため、獣医師として奮闘を続けていく。

コオ先生は、心優しくて腕も確かな理想の獣医師。手術前には、不安でいっぱいの飼い主たちに、「○○さんの気持ちは受け取りました。頑張ります」と必ず言葉をかけ、常に飼い主の心に寄り添い、患者としてやってくる動物=“シッポ”(※コオ先生は病院にやってくる犬や猫を、愛情を込めて“シッポ”と呼ぶ)を救うことに全力を傾ける。

また、今作にはダイキチとオギというマスコットキャラクターのような犬と猫も登場。ビションフリーゼのダイキチと三毛猫のオギが、相葉とともに金曜の夜を彩る。

相葉は、この作品の出演が決まり、「お話をいただいた後、どんな物語なんだろうとすぐに原作を読みました。“動物の終末ケア”といった獣医師としてのストーリーもありながら、人と人との繋がりを描くヒューマンドラマな部分も印象に残り、心が揺れ動くとても素敵な物語だと感じました。ドラマではどんなストーリーになっていくのか、今から演じるのがとても楽しみです」とコメントしている。自身の役どころについては、「僕が演じるコオ先生はすごく人間味のある人。動物や飼い主の方に寄り添ってくれる優しい人です。コオ先生の周りには年上の女性が多いのですが、僕も親戚は年上の女の人ばかりで、女性にいじられている感じは、なんだか共感できました(笑)。1話に1回は手術のシーンも出てくるので、クランクインまでにそういった技術の練習もしていきながら、役作りも含めて準備していきたいと思っています」と気合いも十分。

様々な動物=“シッポ”が登場するが、「僕にとってペットは家族。子どもの頃、犬を飼っていたのですが、その犬が亡くなったときというのが最初に経験した“死”でした。命は尽きるものなのだと教えてくれたので、忘れられない経験をさせてもらったのだと今でも思っています」と述べ、「初めて主演ドラマをやらせていただいた金曜ナイトドラマの枠にもう一度戻ってくることができてとても嬉しいですし、光栄です。『僕とシッポと神楽坂』は温かいお話なので、みなさんの金曜の夜を温かくできたらいいなと思います」と語っている。

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