「食べログ」で算出!東京ラーメン激戦区の最新ランキングを発表

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世の中のありとあらゆるものの“ソノサキ”にある驚きと感動のドラマを、笑いとともに届けるバラエティ『ソノサキ 〜知りたい見たいを大追跡!〜』(テレビ朝日系、毎週火曜23:15~)。5月22日の放送では、東京のデータを知り尽くす元東京都副知事である青山佾さんを解説に迎え、ラーメン激戦区について調査した。

今回はグルメサイト「食べログ」の評価で平均点を算出し、最新ランキングを発表した。まずは、18位から23位の発表。

18位 港区
19位 練馬区
20位 板橋区
21位 世田谷区
22位 大田区
23位 江戸川区

最下位となった江戸川区について青山さんは、「区民性はケチ」だと一言。MCのバナナマンらが「そうかな〜?」と疑っていたが、外食をする機会が少ないので、ラーメン店での競争が生まれにくいのでは……と分析した。21位の世田谷区は、ラーメンが盛んなエリアである環状七号線を要するが、青山さん曰く、同区はベッドタウンのため「比較的1人で食べるラーメン店は根付きにくい」とコメント。また、18位の港区は、平均所得や家賃相場も高く「庶民食であるラーメンは食べないのでは」と語った。続いて11位〜17位はコチラ。

11位 荒川区
12位 中央区
13位 渋谷区
14位 江東区
15位 墨田区
16位 足立区
17位 目黒区

このゾーンで番組がピックアップしたのが13位の渋谷区。飲食店の競争が激しいイメージがあるが、青山さんは「渋谷区は女性の街」とキッパリ。女性の1人暮らしの比率や女子学生数が23区内で1位であり、麺でいえばラーメン店よりオシャレなパスタの店が流行しているのだろうとのこと。いよいよベスト10の発表。

4位 千代田区
5位 品川区
6位 文京区
7位 台東区
8位 新宿区
9位 豊島区
10位 中野区

ラーメン激戦区と名高い新宿区と、池袋を擁する豊島区であるが、店舗数が多いため、人気の店もあれば、そうでない店も多く、今回の方法で計算すると平均点が低くなくなってしまうのだとか。最後にベスト3の発表。

3位 杉並区

同区は、“東京ラーメンブーム火付け役”の荻窪ラーメンで有名。長年培った荻窪ブランドが杉並区全体の底上げにつながり、レベルが高まったのでは……と青山さんは語る。また、ラーメン評論家の本谷亜紀さんは「ちょっと変わった食材や麺が個性的など、定番とは違うラーメンがどんどん生まれている」と紹介した。

2位 北区

青山さん曰く、北区はJRの駅数が1位(11駅)であり、都心から埼玉県へ帰るサラリーマンが、乗り換えついでに赤羽で1杯飲み、北区でシメのラーメンを食べるコースができていると予想した。

1位 葛飾区

同区は、1人暮らし世帯の割合が1位、25~44歳の男性未婚率4位と、ラーメンをよく食べる独身男性の比率が多く、今回の結果に繋がったのではと青山さんは語る。今回の結果を象徴するように「食べログ」1位(4.09)のラーメン店「麺屋一燈」も葛飾区に店をかまえている。店の看板メニュー「特製 濃厚魚介つけめん」(1,080円)を食べた調査員は「濃厚なのにあっさりしているスープ初めて」と感激していた。

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