綾野剛「最後まで攻めの姿勢!」テレ朝連ドラ初主演で伝説の“企業買収者”に

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綾野剛が、7月からテレビ朝日系でスタートするドラマ『ハゲタカ』(毎週木曜、21:00~)で、伝説の“企業買収者”といった難しい主人公に挑戦することがわかった。綾野が同局の連続ドラマで主演するのは今回が初となる。

2004年に刊行された真山仁の小説「ハゲタカ」をドラマ化した本作。バブル崩壊後の1997年、“失われた10年”の渦中にあった日本に突如として現れた外資ファンド代表の鷲津政彦が主人公。“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ、次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく様が描かれ、サラリーマンたちから圧倒的な支持を集め、ベストセラーとなった。さらには、「買収のスペシャリスト」として、対象企業を誰よりも徹底的に調べ上げ、丸裸にし、闘いに挑むという、圧倒的なカリスマ性で突き進んでいくダークヒーロー・鷲津の姿は、男性だけでなく、多くの女性たちをも虜にした。

その主人公・鷲津を演じる綾野は、ドラマ『コウノドリ』(TBS系)で心優しい産婦人科医を演じた綾野が、今作では一転、ダークヒーローに挑み、新たな顔で視聴者を魅了する。

硬軟幅広く演じ分ける実力派俳優としても知られる綾野が、本作では買収劇においては誰よりもシビアなスペシャリストとして、血も涙もない決断を下していく一方、周囲を惹きつけてやまないカリスマ性を持ち併せる主人公をどのように体現し、『ハゲタカ』という作品の中に昇華させていくのか期待が高まる。

今作では、「平成」と共に生きた鷲津の軌跡、特にその20年の時を、1クールの中でスピード感を持って、ダイナミックに描かれていく。中でも原作小説「ハゲタカ」「ハゲタカⅡ」で描かれた壮絶な企業買収の物語に加え、ドラマオリジナルとなるエピソードも登場するという。2018年に生きる鷲津が、何を見て、何を思い、どんな行動に打って出るのか。誰もが知りたかった鷲津の“現在”を、原作者・真山仁が今回のドラマ化のために書き下ろした原案をもとに描いていく。

今回の出演に、綾野は「過去最大の難関に立ち向かおうとしています。一筋縄ではいかないハゲタカに挑むのですから。いつからか、自身を愛せず、自身に落胆し、自身を否定する時代に、いつだって人生の選択は待ってくれない。この作品が皆様にとって、明日への活力、生きる希望へと繋がるよう、チームハゲタカは和泉聖治監督、スタッフ、キャストと共に挑戦し続け“現状維持は後退である”を信念に、最後まで攻めの姿勢で戦い抜きます。難関は越える為にある」と意気込んでいる。

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