有吉弘行『電波少年』のヒッチハイク企画で“ゾーン”に入ったことを告白

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マツコ・デラックス有吉弘行が、視聴者から寄せられた“面白かったこと”“驚いたこと”“感動したこと”など「2人のお耳に入れておきたいこと」に対して、好き勝手にトークをしていく『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系、毎週水曜23:15~ ※一部地域を除く)。4月25日の放送では、女子高生の視聴者(18歳)からのメールをきっかけに“ゾーン”について語り合った。

トップアスリートが極度の集中状態に入る特殊な状態のことを“ゾーンに入る”という。投稿主は校内で開催された百人一首大会にて似たような体験をしたそうで「フダ読みの声がスローに聞こえて、場を俯瞰から見下ろす視点になった」とのこと。マツコが「“ゾーン”って何?」と根本から疑問を投げかけると有吉は「(野球のバッターでいうところの)ボールの縫い目が見えるとか」と説明した。

続けて「自分の中の体験で“ゾーン”っぽいものがあるとするなら、ヒッチハイクの最後」と、有吉が大ブレークするキッカケとなった『進め!電波少年』(日本テレビ系、1992年~1998年)の企画「ユーラシア大陸横断ヒッチハイクの旅」に出演した時の事を振り返る。

「ゴールがイギリスだったんだけど、そこまで“30~40km歩いて”って言われたんですよ。20kgくらいのリュックを背負って歩いているとどんどんピッチが上がって、(最終的に)走るくらいのスピードになっちゃって。(生放送だったため)ディレクターが“早く着きすぎちゃう”と思ったんだろうね。“ちょっと待って!”って(止められた)」と明かした。

有吉のトークを聞いたマツコは「それ“ゾーン”よ!」と大興奮。「“ゾーン”やってんじゃん!」と笑った。長旅の疲れも蓄積し、身体中ボロボロだったが何も感じなかったとのことで、マツコは「追い込んだ先にあるのね……(自分は)ないわー」と嘆いた。

マツコの“ゾーン”を引き出そうと有吉が「何かないかね? 化粧のノリが良かったり」と具体例を出すと、マツコの表情が一変。「いいヒントくれた。私ね、最近『5時に夢中!』(TOKYO MX、毎週月~金曜17:00~)の前はね、7分でメイクが終わる。これ“ゾーン”だわ」と明かし、スタジオを笑わせた。

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