現役を引退したトップアスリートたちが知られざる“お金事情”を告白

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スポーツに造詣の深い中居正広によるMCのもと、一流アスリートたちがスポーツ界の号外スクープ秘話&極秘映像を連発するスポーツ特番『中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!』(テレビ朝日系)が、4月23日(月)の20時20分から放送。競泳、卓球、スピードスケートなど、話題のスポーツの知られざるお金事情に迫る。

オリンピックでメダルを獲得すると、JOC(日本オリンピック委員会)から支払われる報奨金。そのほかに各連盟や所属会社などからも報奨金が支払われ、メダリストたちは一見、高額の報奨金を手にしたかのように見えるが、それらのお金はすべて彼らの“好きなように”使えるというわけではないという。

そこで、スタジオにはマラソン界のレジェンド・瀬古利彦、ロンドン五輪にも出場した元体操日本代表の田中理恵、北京・ロンドン・リオと五輪3大会連続でメダルを獲得した元競泳日本代表の松田丈志、ロンドン五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した平野早矢香といった錚々たるメンバーが登場し、現役時代には決して言えなかったお金に関する苦労話を赤裸々に明かす。

ロンドン五輪後、所属会社からも報奨金をもらい、自身のモチベーションアップのために、ある大きな買い物をしたという競泳の松田。しかし実はそれまでにも遠征費や現地での宿泊費、食費等を自分の分だけでなくコーチやトレーナーの分まで負担していたため、1回の遠征で300万円ほどもかかっていたことがあったという。また、スノーボードの岩垂かれんは遠征費等のほかに用具のメンテナンス代なども大きな支出だと告白。特にスノーボードに塗るワックスは、値段がバカにならないけれども絶対に必要なものなため、それだけでも年間10万円はかかってしまうのだそう。そのため、スノーボード選手たちは、オフシーズンの間は、農家などに住み込みのアルバイトをし、冬に向けた資金を貯めているというケースが多いという。

ほかにも、清水宏保はスピードスケート選手たちがなぜあんなにも大荷物で飛行機から降りてくるのかも説明。実はそれは、トレーニング用のロードバイクやスケート靴の研磨台や研ぎ石などを持参しているためで、毎回搭乗のときには預け入れ荷物の超過料金を支払っているのだということも明らかに……。その超過料金の額も、まさかの値段で、思わずスタジオの中居も驚きの声を。

さらに、各競技の選手たちから見た「あの競技のココがうらやましい!」という思いを打ち明けるコーナーも。タイムを競う競技の選手たちにとっては、採点競技の華やかさがうらやましかったり、ゲーム性がある競技がうらやましかったり、とまさに現役の頃は思っていてもなかなか言えなかったことを、この機会に告白する。

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