萩原聖人の役との二面性、本仮屋ユイカも「ギャップ萌え」とメロメロ

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本仮屋ユイカ、犬のバブ、萩原聖人
本仮屋ユイカ、犬のバブ、萩原聖人

5月6日(日)21時より放送されるドラマスペシャル『復讐捜査~警察犬と刑事の殺人追跡行~』(テレビ朝日系)に出演する萩原聖人本仮屋ユイカが、都内で行われた取材会に出席。放送を前にドラマへの思いを語った。

本作は、最愛の妹を殺された刑事が、妹の育て上げた警察犬とともに真犯人を追い詰めていく骨太のサスペンス。妹を失い、自らも心身ともに深く傷ついた刑事・三田園智史を萩原が、三田園の上司でキャリア警視・花村沙織を本仮屋が演じる。取材会には劇中で萩原とタッグを組むラブラドゥードル犬の“バブ”も参加。萩原がトレーニングを実践してみせる一幕もあった。

萩原は、自身の役どころについて「正義感が強くて、妹が殺されてからはいろんなものを疑うようになるんですけど、基本的には家族思いであり、人思い」と説明。そして、「だから、人って何かのきっかけでいろいろ人生が変わっていくと思うんです。大事なものをなくしたときの生き方が三田園の場合はこうだ、と描かれているんだと思う」と踏み込んだ。

一方で、年下でありながら萩原の上司を演じる本仮屋は、「警察官は何度か演じているんですけど、初キャリアで、なんか出世したな~って。嬉しかったですね」とご満悦。「大先輩たちを目の前にして、偉そうに振る舞っているのが最初はドキドキしたんですけど、(共演者の)加藤(雅也)さんとかに“いや、全然偉そうで、似合っているよ”って言われて、褒められているのかなって(笑)」と振り返ると、萩原から、「バカにされているよ、それ」と笑いながら指摘されていた。

本作が初共演となる2人。萩原は本仮屋について、「明るくて、花村という役が警察の人間の部分と女性の部分が両方見えるような役なので、バブにも癒やされましたけど、本仮屋さんにも癒やされていたと思いますよ、みんな」と絶賛。本仮屋も萩原の人柄について「すごい親しみやすい方で、宇都宮でロケをしていたときに餃子の差し入れをしてくださって。一応女優だからと思ったんですけど、先陣きって食べたいから、道連れに一緒に食べてもらったりして、すごい甘えさせていただきました」と撮影の裏話を明かした。また、「三田園は“俺の背中を見てついてこい”という感じだけど、萩原さんはどっちかというと、“どうした?”って近づいてきてくださるような優しさがある方だった」と、役との違いを分析。「ギャップ萌えってやつですかね」と結論づけて笑わせた。

また、本作では俳優陣に負けじと、バブも名演技を披露。自身も犬を飼っているという萩原は、バブについて「本当に優秀で助けられた」とべた褒め。撮影中の苦労を聞かれても、「バブが言うこと聞かなくて、ということは本当になかった。バブがOKでもこっちがOKじゃない、ということもある感じだったんで」とコメント。その一方で本仮屋は、「苦労というほどじゃないですけど」と前置きをし、「ラストのシーンで、ボールを投げてバブに取ってこさせるというので、威厳がないからか全然取ってきてくれなくて。ずっと萩原さんに“遊ばれてるぞ”って言われてました」と、ほっこりするエピソードを明かした。

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