マツコ&有吉、芸人の“結婚お祝いVTR”に「ホンネを言うとノッていない」

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マツコ・デラックス有吉弘行が、視聴者から寄せられた“面白かったこと”“驚いたこと”“感動したこと”など「2人のお耳に入れておきたいこと」に対して、好き勝手にトークをしていく『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系、毎週水曜23:15~ ※一部地域を除く)。4月11日の放送では、誰もが思う“禁断の欲望”を叶えるべく、芸能人や関係者の結婚式で流れる芸人からの“お祝いVTR”を観ることになった。

芸人にとってお祝いVTRは、“面識のない業界人にコメントをしなければならない”、“式場の空気感が分からない”、“芸人だから面白くしてくれるという過度な期待を持たれてしまう”と3つのハードルがあるため、苦戦することが多いのだそう。番組では、頻繁に依頼される人気芸人ならば“鉄板お祝いコメントパターン”があるだろうと予想。特別な許可を得て放送することになった。

ちなみに有吉はというと「基本やらないです。“どうしても”という時でもあまり(笑いは)入れない。“あ、おめでとうございます”って言って変な空気にさせて終わらせます」とコメント。それに対してマツコは「私は結構頑張っちゃう」と振り返った。

まず紹介されたのはタカアンドトシ。よく新郎とは仕事をしており、面識があるパターン。2人がまだ結婚をしていなかった時期だったようで……

トシ「結婚憧れるよ。披露宴とか盛大にしたいね」
タカ「盛大にやりたいんだ? 俺は身内だけでこじんまりとやりたいですね。身内5~600人でね」
トシ「アフリカか!」

と“欧米か!”スタイルの漫才を取り入れたお祝いを送った。続いてはハライチ。今度は面識がないパターン。「結婚には大事な“袋”がいくつかあります。給料袋、お袋、池袋……」と彼らの真骨頂である“ノリボケ漫才”を駆使したお祝いコメントを送った。この他にも、カミナリ、平成ノブシコブシ・吉村崇など、それぞれのスタイルでコメントを送っている模様が放送された。

VTRを観た有吉は「すごいね。ちゃんとやって偉い。ホンネを言うとみんなノッていないからね」と芸人らの気持ちを察した。マツコが「(芸人からのお祝いコメントが)そんなに嬉しい?」と疑問を投げかけると、有吉は「そこが問題なんだよね」と同調。「そんなに接点がないのに、出演してもらうのは見栄だからね。ありのままの自分の姿でいいじゃない! 自分を必要以上に大きく見せて……後で恥をかくのは自分だよ? 最初に大きな自分を見せてどんどん小さくなっていくと後々困るでしょ」と持論を語った。

また、マツコは「(披露宴に来ている人たちは)関係者なのに、“非協力的な人”が多い。VTRが流れても“そんなのでは笑わないよ”みたいな雰囲気の卓が多いのよ。ウソでもいいから笑いなさいよ!」とピシャリ。有吉も「田舎のジジィとかその場にいる芸能人と写真撮るのに夢中でさ、誰も観てない。何ならVTRに出てくるやつは“三流だ”みたいなね。酷よ……」と訴えた。

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