いとうあさこ、金田明夫にホの字!?「久しぶりに女性ホルモンが疼いちゃった」

公開: 更新:

人気芸人のいとうあさこが、4月12日に放送される新ドラマ『警視庁・捜査一課長 season3』(テレビ朝日系、毎週木曜20:00~)の初回2時間スペシャルにゲスト出演することがわかった。

内藤剛志主演の本作は、2012年7月『土曜ワイド劇場』からスタートし、2016年4月クールの『木曜ミステリー』枠で連続ドラマとして羽ばたいた人気シリーズの第3弾。内藤が1年ぶりに、ヒラ刑事から這い上がってきた“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一を熱演する。

初回で大岩一課長たちが挑むのは、“20世紀から来た遺体”の謎。東京・台場で、2000年頃に流行ったファッションを身に着けた女性の絞殺死体が発見されたところから始まるストーリーだが、その背後には大岩の同期だったある刑事の事故死が関連しているという。

いとうが演じるのは、2000年頃の文化やファッションに詳しいファッションジャーナリスト・バーブ凛子。捜査の方向性を決定付ける、ある重要なヒントをもたらす役どころだ。デザインをも手掛けるカリスマファッション評論家という設定だけあって、いとうはビビットな大胆ファッションに身を包んで登場。聞き込みにやって来た小山田大介管理官(金田明夫)に「いいオトコ~! 散々貢いだのに私を捨てた男にそっくり」と迫る場面も。

今回が本格的なミステリードラマ初出演だといういとうは、「改めて俳優さんってすごいなと思いました。だって、暑い時に寒い格好をしなくてはならないし、またその逆もあるでしょう!? 今回の撮影は早朝で寒かったのですが、金田さんに伺ったら、“俳優はその日の気温にあった衣装を着ることなんてほぼない”とおっしゃっていました。お笑いは、寒い時は“寒い寒い!”って言ってもOKな仕事なので、改めて役者さんはすごいなと尊敬しました!」と俳優のプロ意識に目を丸くする。

『警視庁・捜査一課長』は見ていたそうで、「今回は事務所の後輩・塙宣之(ナイツ)がお世話になっておりまして、私を含めマセキ芸能社の人間がドラマの世界を壊すことのないように……と思っています。先ほど金田さんにお聞きしたら、内藤さんも金田さんも、最初は塙のこと、あまり年齢が変わらないと思ってお喋りしてくださっていたとか……(笑)。塙にも随分、よくしていただいているようで本当に感謝です」と。

そんな金田との共演については、「本当にやさしくて、明るくて素敵な方でした。金田さんが私を盛り上げようと、“こうやってみようか”などとたくさんお話ししてくださったので、撮影中も緊張しなかったです」とコメント。「綺麗なファッションを着せてもらったし、金田さんは素敵だし、久しぶりに女性ホルモンが疼いちゃいました(笑)」とコッソリときめいていたことも明かした。

ファッションジャーナリスト役については、どう演じたら良いのか最初は迷いがあったそうで、「台本には“イライラする!”なんていう台詞もあって、私のキャラクターに寄せていただいているなとは思ったのですが、寄せた方が良いのかリアルに演じた方が良いのか、どちらなのかなと……。とりあえずコメディな方で動いたら、誰からも注意されず、“じゃあこれがいいのかな”と感じました。とにかく演技に挑戦して、気がついたら終わっていたという感覚です(笑)」と撮影を振り返る。

そして、今回のキーワードになっている「西暦2000年」には並々ならぬ思いを抱いてるそう。2000年末に『進ぬ!電波少年』で無人島に連れて行かれたことで、当時に対するイメージは「すごくとても悪かった」と明かし「『電波少年』の企画だとわかった瞬間、もしかしたらこれで売れるかもしれないとか、いろいろな感情が錯綜したので、すごくよく覚えています。また、2000年というと私が30歳になる年だったのですが(※2000年6月で30歳)、当時は“30歳の独り者は最悪”みたいな空気をすごく感じていたので、深夜0時、誕生日を迎えた瞬間にうわーって大泣きしました。その印象が強すぎたので、40歳の誕生日から毎年、単独ライブを開催して一人にならないようにしています(笑)」と切ない乙女心を覗かせていた。

PICK UP