ビートたけし、松岡修造の「ダラダラしない!」熱血指導にタジタジ

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4月1日放送の『スポーツ大将』(テレビ朝日系)は、レギュラー放送復活後としては最長となる18時30分からの4時間半スペシャル。そこで、松岡修造ビートたけしと初共演することがわかった。

豪華アスリートが次世代アスリートと対決し、見応えのある戦いが繰り広げられる今回のスペシャル。中でも『スポーツ大将』初登場となる「テニス対決」には、今年の全豪オープンでランキング上位選手を破り4回戦に進出、3月のBNPパリバ・オープンでも世界ランク1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)らを下しツアー初優勝と快進撃を見せる、大坂なおみが参戦。彼女と対戦するのが、全日本ジュニアテニス選手権(14歳以下)優勝の松田絵理香さん(中2・14歳)、全国選抜ジュニアテニス選手権(U-12)優勝、全日本ジュニアテニス選手権(12歳以下)優勝の2冠に輝く眞田将吾君(中1・13歳)、全日本ジュニアテニス選手権(12歳以下)優勝の安髙日渚莉さん(小6・12歳)、小学生最強の双子姉妹、虫賀愛央(むしかまお)さん・心央(みお)さん(小6・12歳)という5人の次世代アスリートだ。ルールは全て2ゲーム先取の3ゲームマッチ。中学生2人は15-0からスタート、小学生は30-0からのスタートで、彼らには第1ゲームのサーブ権も与えられる。

時速200kmを超えるサーブなどパワーが持ち味の大坂だけに、小・中学生の苦戦は必至と思われたが、そこは大きな大会を経験してきた天才テニスアスリートたち。大坂もびっくりのショットを決めるなど必死に食い下がり、意外な接戦に。全豪オープンで地元オーストラリアの選手に勝利した後のインタビューが地元メディアなどから高い評価を受けた大坂だが、本番組収録後も対戦した次世代アスリート1人ひとりにサインをするなど神対応を見せた。

今回、スタジオにてその「テニス対決」の解説を担当したのが松岡だ。なんと収録前の前説まで自ら買って出ると、客席に座りお客さんと会話。笑いをとって盛り上げるだけでなく、拍手や歓声の練習を始めるディレクターに対して「それでいいのか! 本気を見せろ!」と修造節が炸裂した。このまま彼のペースで収録に進むかと思いきや、たけしとナインティナインがスタジオに入り、いざ本番となるときっちり膝を揃えて座り、手も膝の上へと前説の時の元気は何処へやら、全く喋らなくなり……。

「新しいホストクラブか? ドンペリでも頼まないと怒られそうだぞ」とたけしに突っ込まれ、ナイナイの矢部浩之から「大丈夫ですか?」と心配されると、「(今日の)僕はどの松岡修造でいていいのか? 僕にとってたけしさんは全てにおいての“大将”というイメージがありますから。この番組も昔からやっていらして、無礼なことがあってはいけないと思って」とあくまでも控えめに。しかし、これにはたけしが「私自体が無礼ですよ。私が無礼の塊ですから」と返して、松岡の緊張をほぐしていた。

そんな中、いよいよ大坂の「テニス対決」のVTRが始まると、食い入るように勝負の行方を見守り始めた松岡。大坂に挑戦する小・中学生テニスプレーヤーのことも熟知しており、中でも眞田君は修造チャレンジにも何度も参加している、いわば“愛弟子”だけに一つひとつのプレーを見守る目も次第に厳しく……。そして、ついにVTRに向かって「姿勢! ダラダラしない!」「もうちょっと下がって! お前、勘違いしてんじゃねえか!」「たけしさんの番組でこれアリか! こんなので負けたら許さないぞ!」と声を張り上げる始末。これには岡村と矢部から「VTRですから」「もう試合は終わってますので」となだめられ、たけしも「ビデオに文句言っても直らないって」と苦笑い。

最後には、たけし、ナイナイから陸上の「暴流闘くん」のようなテニスマシン「修造くん」を作ろうという提案が。これには「(自分は)一応サーブで世界に行けたので、マシンのサーブをレシーブ出来れば世界に行けますね」と超乗り気に。テニスに詳しいたけしを「テニス大将」と呼んで敬意を表すなど、松岡は初共演を心から楽しんでいたようだ。

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