市川紗椰、レオナルド・ダ・ヴィンチは「本当にヤバい人(笑)」

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市川紗椰が、BS朝日で3月29日(木)の21時から放送される『最後のダ・ヴィンチ作品「サルバトール・ムンディ」世紀の大発見!!甦ったキリストの謎』に出演。美術史上最高額508億円で落札された「サルバトール・ムンディ」が、なぜ天才レオナルド・ダ・ヴィンチの真筆と鑑定されたのか? 市川がその謎に挑む。

今回、市川はダ・ヴィンチが描いたキリストの肖像「サルバトール・ムンディ(世界の救世主)」の公開が予定されている美術館「ルーブル・アブダビ」へ、日本初となる本格的な取材を敢行。ダ・ヴィンチ作品「ラ・ベル・フェロニエール」はじめ、世界中から名品が集められたこの美術館の魅力に迫る。

そして、東京造形大学の池上英洋教授は「サルバトール・ムンディ」の謎を追いアメリカへ。ワシントンではアメリカ唯一のダ・ヴィンチ作品を取材する。また、ニューヨークでは「サルバトール・ムンディ」を発見した画商ロバート・サイモン氏を直撃。さらに、この絵を修復した修復家ダイアン・モデスティーニ氏への直接取材に成功しており、修復の過程で撮影された遠赤外線写真やX線写真が、雑誌、番組、学会まで含め、世界初公開。そこには驚愕の映像が……。「サルバトール・ムンディ」に関する、世界初のスクープを掴む。

日本初の「ルーブル・アブダビ」の取材を振り返り、市川は「とにかく建物が素敵で、想像以上の美しさでした。エメラルドグリーンの海、青い空、異世界、異次元というか、そこにしかない空間。作品は代表的なものがわかりやすく展示されていて、(館内は)そこまで広くはないのでとても見やすいです。美術館だけど博物館的な要素が強いと感じました。前半は文明とかいろんな時代の骨董品とか像とか、比較文化として見るとわかりやすいです。パリのルーブル美術館に比べて手軽にというか、入りやすい感じかもしれませんね。空間を楽しむという意味でも、幅広い方にオススメの場所だと思います」とコメント。

また今回、知られざるダ・ヴィンチの謎に迫り、「(番組で対談した)池上先生に直々に技法や様式の話を聞いて、(ダ・ヴィンチは)“ヤバい人だと(笑)”。誰も気づかないような細かいことをやり続けていて、驚異的な人、別格な存在だと思います。今回一番驚いたのは絵の“立体感”。“サルバトール・ムンディ”の衣装の幾何学的な装飾のアップには思わず声が出ました。本当にヤバい。(ダ・ヴィンチが)現代にいたら絶対目とか合わせてくれないんだろうな、とか(笑)。現代なら写真で簡単に撮れるからこそ、アナログでそれをやった凄さは今だからわかります。本当にヤバい人だと。もちろん褒め言葉です!」と、改めてその凄さを感じたようだ。

また、「サルバトール・ムンディ」の展示が予定されているが、実際に展示された際は「是非、生で見たいですね。でも(展示することが)発表されたら、この謎めいた感じが終わってしまうから。今しか楽しめない番組の内容・企画なので、現代のミステリーとして皆さんに楽しんでいただけると思います」と語っている。

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