西野亮廣、「ソトコト」編集長とタッグ!地域の先進的な取り組みに注目

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3月22日(木)23時からBS朝日にて『日本のミライに会いにゆく〜地域を動かすイノベーターたち〜』が放送。同番組は、ナビゲーターに西野亮廣と雑誌「ソトコト」の指出一正編集長を迎え、各地で先進的な取り組みをしている“ローカルイノベーター”たちのユニークなアイデアと地域への熱い想いを紹介するもの。

これまで見逃されてきた地方の手付かずの自然や、都市の何気ない街並みの中に、新しい“豊かさ”を見出し、日本に、新たな価値を吹き込むイノベーターたち。そんな彼らが見据えるミライとは? 今回のゲストは、岡山県・西粟倉村で、エーゼロ株式会社の代表を務める牧大介さんと、東京・森下で「喫茶ランドリー」を営む田中元子さん。地方と都市。異なるフィールドの最前線を走るふたりの活動と、そこに込められた想いに迫る。

まずは、“ローカルベンチャーの聖地”とも言われる岡山県・西粟倉村に注目。そこは、中国山地に位置する人口1500人ほどの小さな山村。典型的な過疎の村と思われがちな場所だが、いま多くの若者が移住し注目を集めてる。牧さんは、そんな 西粟倉村牽引する人物ひとり。村面積の9割以上を占めながら、過疎化などの影響で活用しきれていなかった森林資源を生かして様々な事業展開している。今回は 、彼が最新の事業として取り組む「森のうなぎ」活動を取材。そこには、西粟倉への強いビジョンがあった。また、彼がもうひとつ精力的に取り組むのが、ローカル起業家の育成だ。牧と同じように、この村に魅せられた若者たちの新たな挑戦にも密着する。

そして、今年1月、東京・森下にできた「喫茶ランドリー」という空間が静かな話題を呼んでいる。運営している田中さんは、国内外の様々な都市を観察・研究してきた経験から、「1階づくりはまちづくり」という理念のもと、魅力的な1階=グランドレベルづくりに取り組む。この「喫茶ランドリー」は、田中さんのビジョンが詰まった空間だ。普通のカフェとは違い、訪れた人がイベントを企画したり、一緒に家事をしたりと、様々な動きが自然発生している。人とのつながりが希薄になりつつある都市の中で、新たな接点を生み出す空間づくりに取り組む彼女の想いに迫る。

収録を終えた西野は、「地方で活動するイノベーターの方の話と、一方で東京の1階に根付いて活動している方の話を聞けて、すごい面白かったです。前までだったらお金が優先だったのが、今ではどちらかというと“やりがい”とか“充実感”とか、そっちに価値を求めるようになっている、という話が印象的で、いまその過渡期に立ち会っているということを感じました。これからは、サービスを創ったり、エンタメを提供するときは、そこを意識していきたいですね」と語っている。

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