美川憲一、憧れの“越路吹雪”と時空を超えて共演「最後までしっかり見て!」

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美川憲一が、スタート以来、幅広い世代から絶大な支持を集めている帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系、毎週月~金 12:30~12:50)の第54話に本人役で出演することがわかった。

昭和の歌姫・越路吹雪(本名・河野美保子、愛称“コーちゃん”)の波乱の生涯が描かれている本作。現在、歌とエンターテインメントに生きる越路吹雪(大地真央)と親友・岩谷時子(市毛良枝)の友情、そして夫・内藤法美(吉田栄作)との深い愛が鮮やかに描かれ、これからますます波乱の物語が展開していくが、美川が登場する第54話は、越路が決断した“ある転機”の場面。それは、『NHK紅白歌合戦』からの卒業だった。

騒ぎの渦中、越路行きつけのビストロで『紅白』との決別について話し合う越路、岩谷に偶然出会うというシーンで美川が登場する。当時、『紅白』に格別の思いを抱いていた美川は「簡単にサヨナラなんて言わないで!」と、2人に自らの気持ちをぶつける。そんな美川の思いを、越路はどう受け止めるのか。

シャンソンのコンサートをライフワークとして続ける美川にとって、越路は憧れの大先輩であり、人生の指針を授けてくれた恩人。この『越路吹雪物語』のスタート直前スペシャルでは彼女との思い出を語っており、かねてよりドラマ本編にも出演したいと強く願っていたところ、歌手・美川憲一役での登場が実現した。

2月に左足首を骨折した美川はまだ完治していないにもかかわらず、都内のスタジオで行われた撮影に参加。ケガを微塵も感じさせることなく、本人役を熱演。撮影を終えた美川は「若い頃を演じたからちょっと無理があったかなとは思いましたけれど(笑)、私のカラーでやらせていただいて楽しかったです」とホッとした表情。「越路さんは私にとっては神様。越路さんのシャンソンを聞いていなかったら、シャンソンを歌うようになっていなかったと思います」と越路への尊敬の念を語ると共に「絶対に損はさせないわよ。このドラマ、今、ホント人気ですから! しっかり見て下さいね、最後まで!」とPRしていた。

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