入江甚儀『スーパー戦隊シリーズ』最新作で氷を操る謎の怪人役

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スーパー戦隊シリーズ第42作として現在放送中の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系、毎週日曜9:30~)に、映画『キカイダー REBOOT』で主演した入江甚儀が、氷を操る謎の怪人役で出演することがわかった。

「怪盗」と「警察」という相容れない二つの戦隊ヒーローが活躍する本作で、入江が演じるのは、3月18日放送の第6話から登場する、物語のカギを握る謎の怪人「ザミーゴ・デルマ」。入江自身「めちゃくちゃ不気味ではないか!(笑)」と褒めたたえるこの怪人は、快盗戦隊ルパンレンジャーの敵組織「ギャングラー」のボスから、一目置かれる存在。そして、ルパンレンジャーの3人が戦いに身を投じる原因を作った張本人でもある。

あらゆるものを氷の中に閉じ込め、消失させることができるザミーゴ・デルマは、今から1年前、夜野魁利(伊藤あさひ)の兄、宵町透真(濱正悟)の恋人、早見初美花(工藤遥)の親友を、その謎の力で奪っていた。3人は、ルパンコレクションを取り戻せば、いなくなった大切な人と再会できるという執事・コグレ(温水洋一)の言葉を信じ、ルパンレンジャーに。そんな、彼らの運命を変えてしまった憎き敵役が、ついに本格登場を果たす。

これまでの放送でも、その存在をチラつかせていたザミーゴ・デルマは、人間態も特徴的で、変な服を着て、ロックアイスを食べながら歩き、魁利には“氷野郎”と呼ばれてしまう奇妙な男だ。演じる入江は、2014年に公開された特撮映画『キカイダー REBOOT』で映画初主演。主人公の人造人間ジローを演じた特撮ヒーロー経験者だったこともあり、「一度ヒーローになったからには、他のヒーロー番組には出られないと勝手に思い込んでおりました」と、今回の配役に驚いたそうだが「昔からダークな役どころが好きで、いつか演じてみたいと思っていたのでとても光栄です。最後までルパンレンジャーの宿敵として、思う存分胸を張って彼らの前に君臨したいと思います」と意気込んでいる。

そんな入江は、人間態の奇妙さを際立たせるため、指先と唇を青くするよう衣装合わせで自ら提案しており、「僕の中でザミーゴ・デルマはヒーローです!」とかなりお気に入りのようだ。

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